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フォトエッセンス 作品撮影テクニック講座 (1-3) ~機材から光作りを学ぶ(照明機材)

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Posted by Velvia

2013年7月16日 公開

機材から光作りを学ぶ

商品写真や模型等の小物撮影用品には、多くの光を扱う機材があります。写真は光を写すものですので、あらゆる光を自在に作り出せるように数多くの機材が必要なのです。

プロ用撮影機材から、軟らかい光づくりを学ぶ

テレビや写真の撮影現場で、次のような機材が置いてあるのを見たことはあるでしょうか?

左/ソフトボックス・右/アンブレラ

© Profoto AB.

右の傘の形をしたものは、見た目の名のとおり「アンブレラ(傘レフ)」と呼ばれる機材で、左の四角いものは「ソフトボックス」と呼ばれる機材です。

プロ用機材のほとんどは「手間をかけずに、すぐに用意できるように」という点から利用される場合がほとんどです。 なぜなら、アイディアと手間を多少かければ、誰でも同じような光が作れる からです。

高価な専用機材を買わなくても、最低限の準備でプロと同じ光を作り出すことができます。

いずれも、直射光を反射・拡散させることで点光源を面としての光にしたり、軟らかい光を作るための装置 です。

では、具体的に見て行きましょう。


リフレクター(光の反射装置)

光を反射させることを「レフ(リフ)」と呼び、反射させる装置を「リフレクター」と呼びます。

アンブレラ・リフレクターの仕組みは、光を傘内側の面で反射させることで、光を拡散して光の面光源を作っています。

アンブレラ・リフレクター

(フォトアンブレラ UM200W)© 写真電気工業株式会社

傘の内側にあたる反射面の素材がアルミニウムなどであれば、直射光をそのまま反射させるため、硬い光となりますが、拡散性の高い白生地の場合は反射した光が軟らかくなります。

また、次のような単純に光を反射する板状のものも、よく利用されるリフレクターです。

ボード・リフレクター(通称、レフ板

© F.J. Westcott Co.

サーキュラー・リフレクター(通称、丸レフ

© F.J. Westcott Co.

リフレクターのみならず、反射した光を、「バウンス・ライト」と呼びます。


ディフューザー(光の拡散装置)

光を拡散させることを「ディフューズ」と呼び、拡散させる装置を「ディフューザー」と呼びます。

ソフトボックスの仕組みは、光を薄い布(紗幕と呼ばれる白布)を通すことで、光を拡散して軟らかくて均一な光の面光源を作っています。

ソフトボックスの前面に貼られる紗幕は、前面に張ることからフロント・ディフューザーと呼びます。

ソフトボックス(フロント・ディフューザー)

(ソフトライトBOX 120)© 写真電気工業株式会社

ソフトボックスは、アンブレラよりもより均一な、より軟らかい光を得ることができるので多くの撮影シーンで使われています。

また、右のように、ソフトボックスの前面に張る紗幕だけのようなものもあります。これは、スクリム(Scrim)と呼ばれ、単純に光を布を通じて拡散させるディフューザーで、大型の照明や太陽の光を軟らかくするために使われます。

スクリム(ライトパネル)

© Photoflex


光は、電球や太陽のように、一点から放射状に広がります。このような光を「点光源」と呼びますが、上記のような機材では、点光源を「面の光」にしています。これは、点光源からの光がスポットライトのように一部分だけに光が当たらないように、全体に均一に光を当てるためです。

※バンクライトと、ソフトボックスは外見は似ていますが、まったく異なります。バンクライトとは、その名の通り、複数の光源を持つ照明装置(Bank Light)の名称で、ソフトボックスは単一または複数の光源を拡散布を通して拡散させる装置です。

※リフレクターは上記のように、よく照明で使われる用語ですが、照明装置や光源を指す言葉ではありません。車のヘッドライトや懐中電灯などにある鏡面部分のようになった、照明装置の反射板も総じてリフレクターと呼ばれます。

バンクライト

© ikan Corporation, Houston TX, USA.

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