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フォトエッセンス 作品撮影テクニック講座 (1-4) ~レフ板とディフューザーを作る

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Posted by Velvia

2013年7月16日 公開

専門用語については、あらかじめ「機材から光作りを学ぶ」を参照ください。

手作りレフ板と、ディフューザーを作る

材料を用意する

前節「機材から光作りを学ぶ」でご紹介したプロ用の機材は高価です。これらの機材を購入しても構いませんが、非常に高価ですので、これらの機材の手法をそのまま利用して、軟らかい光をすぐに手に入るもので作ってしまいましょう。

いずれも、プロも小技として使うもので、ホームセンターや通信販売で安価に入手できる材料です。

スチレンボード(ポリスチレン樹脂板)

反射板(レフ板)の土台となります。ただの厚紙や、発泡ストロール板でも良いですが、十分な厚みと強さがある必要があります。

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ケント紙

スチレンボードに張り合わせて、反射板(レフ板)とします。コピー用紙などは、蛍光材等が含まれているので反射したときの色が変化しやすく、光の拡散がやや足りません。出来る限りケント紙をおすすめします。

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トレーシングペーパーまたは、クリアホルダー

光を拡散させるために使用します。半透明で白色であればなんでも良いので、トレーシングペーパーが手に入らない場合は、乳白色のクリアホルダーでも代用できます。※最適なものはトレーシングペーパーです。

Amazon.co.jp で トレーシングペーパーを調べる

木枠付きコルクボードまたは、木枠

木枠付きコルクボードは、DIY ショップなどで 500 円前後で購入できます。トレーシングペーパーを貼り付けて利用するので、必要なのは、木枠だけです。木枠単体は入手しづらく、作るのも大変なのでコルクボードを利用します。

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レフ板(反射板)を作る

作成したレフ板

レフ板は、万能の機材です。レフ板は、無色で光をよく反射するものであればどんな素材でも利用できます。 ただ、そのまま光を反射する鏡のようなレフ板もありますが、ここでは光を拡散させるレフ板を作るので、白いケント紙を反射板として使用します。

スチレンボードに、糊(のり)で同じ大きさに切ったケント紙を貼り付けて完成です。レフ板は、何枚あっても困りませんので、2~4枚程度様々な大きさのものを作ると良いでしょう。

ディフューザー(拡散装置)を作る

木枠付きコルクボードの、木枠だけにします。

ディフューザーは、拡散させる機材です。今回は、古典的な方法である紗幕による拡散(スクリム)と同じ効果のある、トレーシングペーパーで光を拡散させるものを作ります。

光は直接被写体に当たらず、トレーシングペーパーを通してやわらかな拡散光となります。

今回は、木枠付きコルクボードからコルク部分を抜き取り、木枠だけにします。

貼り付けるトレーシングペーパーは、シワになりやすく、シワが残ってしまうと影になるので、丁寧にシワにならないように貼り付けてください。

木枠だけになったコルクボードに、トレーシングペーパーがピンと張るように丁寧にテープなどで貼り付けて完成です。

シワが出ないように丁寧に貼ります。

トレーシングペーパーを貼り付けて完成です。


作った機材の使い方

では、早速作った機材で、軟らかい光を作って確かめてみましょう。

ヤザワ製 電球型蛍光灯リフレクター クリップライト(実売 2,500 円前後)

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今回は、DIY ショップで市販されている蛍光灯タイプのクリップライトを主光として使ってみたいと思います。

クリップライトは、なるべく光量の大きいもの(電球であれば 60W 以上、LED なら 5W 以上)で、なるべく蛍光灯タイプが良いでしょう。電球タイプは、寿命が短いほか、発熱して火災の原因となります。

※主光は、特別に用意する必要はなく、部屋の天井についているシーリングライトだけでも構いません。しかし、斜め方向など、主光の位置を自由にできる利点があるので、余裕があれば用意しましょう。

ディフューザーは、ライトと被写体の間に置く

ディフューザーは、ライトなどの主光はもちろん、まわりからの間接的な補助光からの光を拡散させて、面の光にするために使用します。

そのため、ディフューザーはなるべく、ギリギリまで被写体に近い位置に置くこと が基本です。

実際にディフューザーの位置を被写体に近づけたり、遠くにしてみたりして、影がどのようになるか観察すると良いでしょう。

ディフューザーが無い状態

コントラストが高く、とても硬い光

ディフューザーを通した状態

コントラストが低く、とても軟らかい光

レフ板は、あなたのアイディア次第で使いましょう。

レフ板は、光を反射させて補助光として利用したり、被写体の鏡面に余計なものが映り込むのを防いだりと、あらゆる使い方ができます。

補助光としてレフ板を使用する場合は、被写体をよく観察して、光が足りないと思うところに光が当たるようにレフ板の位置を動かしていきましょう。

また、レフ板は何枚使っても、どんな使い方をしても良いので、アイディア次第でどんどん使いましょう。

実際の効果は、下記のようになります。

レフ板がない状態

右からの主光のみで、左側が暗い

レフ板を被写体右と前に設置

左と正面が明るくなり、赤色も美しくなった

上の写真の撮影風景

配置図


ディフューザーのカンタンセット

全体を均一に軟らかい光で包むことを目的にしたとき、小さな小物撮影を手軽に行うための撮影キットなども数多く販売されています。

トレーシングペーパーを入手したり、ライトなどそろえるのが手間だったり、長い間使いたい場合などは、これらを購入するのも賢い判断です。

大里化工製 フォトラ PH-004

実売価格 30,000円

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HAKUBA製 デジカメスタジオボックス

実売価格 10,000~15,000円

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エツミ製 ドームスタジオライティングセットM

実売価格 9,000円

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LS DECO製 撮影ボックス

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