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フォトエッセンス 作品撮影テクニック講座 (1-5) ~撮影セットを作る(背景と撮影小物)

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Posted by Velvia

2013年7月16日 公開

撮影セットの背景を作る

撮影には、被写体の背景となる部分を考える必要があります。

背景は、被写体以外のすべての範囲のことです。背景部分には、余計なものが写り込んでしまったり、被写体が目立たなくなってしまわないように注意したり、被写体を際立たせるために適切なものを選ぶ必要があります。

俯瞰撮影と水平撮影

そこで、背景を用意する必要があるのですが、先立って、必要となる背景の大きさを考えなければいけません。 まず、上から被写体を下に見るようにする「俯瞰(ふかん)撮影」と、被写体とほぼ水平の高さから見る「水平撮影」を考えましょう。

俯瞰撮影 では、上図のように背景部分は床にあたる一面になります。実際に、カメラを構えてどのくらいの面積の背景が必要が把握しておきましょう。

水平撮影 では、上図のように背景部分が床とカメラ正面の壁面までになります。当然、俯瞰撮影よりも大きな面積が必要となります。

背景の面積は、望遠で確認しよう。

通常、作品や商品を撮影る場合は、出来る限り望遠して(レンズをズームして)撮影します。ので、実際にカメラを構えて、望遠でどのくらいの面積が背景として必要か想定してみましょう。

もちろん、意図的に広角レンズを使って撮影する場合は、望遠撮影外により広い面積の背景が必要になるので注意します。

上手のように、望遠で撮影すると、必要となる背景も小さな面積で済みます。
実は、望遠で撮るのは、単に背景の面積が小さくて済むだけでなく、被写体がゆがんで写ることを防ぐ目的もあるのですが、これについては別途ご紹介します。

背景の基本はケント紙

SAVAGE製 デジバック5枚セット

実売価格 2,000 円

ヨドバシカメラで値段を調べる

もっとも基本的な背景は、白または黒のケント紙です。ケント紙以外でも、撮影用の「背景紙(バック紙)」と呼ばれるものがあります。

ケント紙は画材店などでも売っていますが、大きさや値段的に考えれば、撮影用の背景紙を購入するほうが利便性も高いのでおすすめです。

背景紙には、何メートルもある長いものが巻かれているロールタイプもありますが、必要となる背景面積にあわせて選ぶと良いでしょう。特に、水平撮影をする場合は、床面だけでなく、壁面にも続くような長いものが必要となります。

演出をする背景素材

作品をきっちりと見せるための背景は、上記のような単一の白または黒が基本ですが、演出をして見せる「イメージ写真」では、様々な背景が考えられます。

様々なランチョンマットも背景に。すべて 100 円ショップで購入できます。

カットクロスは、様々な素材や柄の布が格安で手に入ります。これらも 100 円ショップで購入できます。

ラッピングペーパーも安価で様々な種類があるので背景に使えます。

やや高価ですが、透明なアクリル板もあると撮影の幅が広がります。ただ、傷つきやすいので取り扱いが大変です。

グラデーションペーパーは商品撮影で多用されるもので、あると大変便利です。

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普通の部屋用の壁紙は、どこの DIY ショップでも豊富な種類とメートル売りがされているため、服やカバンなど、大きなものの背景に便利です。

※撮影用に使う場合は、糊(のり)の付いていない壁紙を購入することをおすすめします。


演出する撮影小物等を用意する

どのような作品を撮影するかによって、様々な小物を使うとより一層作品を魅力的に演出することができます。あくまでも作品が主体となるように、目立たず、主張しすぎない小物を用意しましょう。

上の小物は、いずれも 100 円ショップで入手したものです。撮影小物を集めるのも楽しいものです。

ネットクレスなどで使用する首部分だけのネック・トルソー。トルソーは、人体の各部位のものがあるので、よく使うものだけ購入しておくと便利です。

(実売価格 2,000 円前後)

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服などの撮影に最適な トルソー。1,000 円程度のビニール製から、いわゆるマネキンと呼ばれるものや、ワイヤー製の美しいものまで多数あります。

(東谷製 MIP-015NWH)

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撮影には、簡易テーブルがおすすめです。

天板も外せるアルミニウム製テーブル

(Coleman 製 実売価格 6,000 円前後)

Amazon.co.jp で価格を調べる

小物撮影をする場合、原則としてカメラは三脚に固定して使用するため、ある程度の高さのあるテーブルがあると便利です。自宅に最適なテーブルが無い場合は、アウトドア用の安価な組み立て式テーブルが大変おすすめです。

アウトドア用は安価なだけでなく、収納性も高く、天板部分が外せるものであれば、撮影の幅も広がります。また、自由にテープなどで背景紙などを貼り付けることもでき、粗雑に扱うるのも撮影向きです。

天板を取り外して、透明アクリル板を天板代わりに置き、さらにその上に乳白色のクリアホルダーを置いて、下からライトを照らすといった凝った撮影も、このようなテーブルなら誰でもできます。

左のセットで撮影。

※後ろに黒いケント紙を置いています。この撮影テクニックの詳細は、別途ご紹介します。

ケント紙を敷けば、すぐに撮影ができる簡易ステージに。汚れても良いアウトドアテーブルなので、自由にテープを張ったり、改造することもできます。

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