2012年12月12日放送「相棒11」第9話のあらすじとネタバレ感想です。
相棒11の最終回ネタバレ&感想はこちら(↓)
第9話のタイトルは「森の中」。
今回のタイトルからして何やら秘密めいたものを感じますね~。
甲斐が意識不明の重体で発見される
先週の予告通り、今回は甲斐くんが記憶を失ってしまう衝撃の展開の2週連続の前編です。
ある日、きのこ鍋を悦子さんとする為にきのこ狩りに出掛けたまま戻ってこない甲斐くん。
悦子さんが甲斐くんに何度電話を掛けても通じないままです。
その後、甲斐くんは何と意識不明の全身傷だらけの重体で見つかり、病院に救急搬送されます。
甲斐くんが警察手帳を持っていたことから連絡を受けた右京さんも病院に駆け付けますが、面会出来る状態ではありません。
家族を呼ばなくてはならない程の容態の為、右京さんは甲斐くんの父親である甲斐峯秋警察次長に連絡をとります。
しかし、甲斐次長は「会合があっていけないので、助からなかったら連絡をしてくれ」という始末。
何ていう父親なんでしょう!!
自分の息子が生死の境をさ迷っているっていうのに心配するどころか、死んだら言ってほしいなんて…。
甲斐次長は甲斐くんに本当に微塵も愛情がないんでしょうか?
甲斐次長の態度に腹立たしさとともに、甲斐くんのことを思うと悲しくなりました。
意識を取り戻したが記憶喪失の甲斐
何とか意識を取り戻した甲斐くんでしたが、目を覚ます前の記憶が全くなく自分の名前さえ思い出せない記憶喪失の状態でした。
もちろん右京さんのことも覚えていない甲斐くんは、右京さんから甲斐くんも自分も警察官だと聞かされます。
その隣にいた悦子さんに甲斐くんは「あなたも警察の方ですか?」と言います。
甲斐くんから離れずにずっとそばにいてくれた悦子さんを見ても、全く覚えていないようです。
悦子さんの気持ちを思うと、悲しいですよね(>_<)
お互いに大切な存在だと思って一緒に過ごしてきた相手が、全く自分の事を覚えていないなんて仕方ないとはいえ、切ないでしょうね。
甲斐くんの言葉に何も言えずにいた悦子さんの代わりに、右京さんが「悦子さんはあなたの大切な人ですよ」と伝えます。
甲斐の記憶に残っていたのは鈴の音だけ
事件のことについても何も覚えていないという甲斐くんですが、鈴の音を聞いたということだけ記憶に残っていたようで、それを右京さんに伝えます。
記憶は戻りませんが、ずっとそばにいてくれる悦子さんに甲斐くんは自分たち2人がどこで知り合ったのか尋ねます。
この点に関しては、私もどういう出会いだったのか気になっていたので、かなり知りたかったことでした!!
2人はバスの中で出会い、座席のことでもめたことが2人の出会いでそこから恋に発展したと言い、何だかロマンチックだと言って笑う悦子さん。
たしかに、素敵な出会いです(次回、第10話で結局コレは大ウソだとバレますが笑)。
甲斐に兄がいることも判明
さらに家族について尋ねる甲斐くん。
甲斐くんのお兄さんとお母さんは海外にいるとのこと。
甲斐くんにお兄さんがいたなんて、知りませんでした!
これは新情報でしたね!
そして父親は見舞いに来ないが、死んでいるのかと尋ねます。
悦子さんは「お忙しい方だから」とだけ言います。
今の状態の甲斐くんに父親とは仲が悪く、確執がある為に父親は来ないのだとも言えずに言葉を濁したのでしょうね。
着替えを取りに行くと言って、病室を出た悦子さんと入れ違いでサングラスをかけた、いかにも怪しげな男が甲斐くんの病室に入ってきます。
甲斐くんはその男のこともやっぱり覚えていないようです。
甲斐くんが記憶を失しているということがわかった男は、後に隠し持っていたナイフを出すことなく、走り去っていきました。
このことだけは、甲斐くんが記憶を失っていて命拾いしましたね。
捜一のトリオと4人で捜査を進める右京
一方その頃、甲斐くんからの事件について何も情報が得られないということで、右京さんは捜査を開始します。
しかも、いつもは特命係をけむたがっている捜一のトリオと一緒にです。
今回ばかりは甲斐くんが被害者というとで、しぶしぶながらも4人で捜査を始めます。
なかなかこの4人が一緒に捜査する姿なんて見られないので、新鮮でした☆
捜一が捜査している現場に、勝手に右京さん達がやって来ることはよくありますけどねf^_^;
そんな4人が捜査を始めたことを聞いた刑事部長は被害者が次長の息子の甲斐くんだということで、不手際があっては大変と、息巻いています。
そして刑事部長が参事官に、捜一のトリオと右京さんが捜査に当たっていると聞き、「精鋭を向かわせろと言ったはずだ」と怒鳴ります。
それに対し、最初は参事官も「伊丹たちも、それなりには優秀ですから」と下手に出ていましたが、
あまりにも刑事部長の横柄な態度に頭にきたのか、刑事部長とのやり取りを何度か繰り返したあと、
「大丈夫ですよ。杉下がいますから」
「杉下なら可及的速やかに事件を解決するでしょう」
「うちの精鋭が束になってかかるより、杉下ひとりの方が役に立ちますから!」
と参事官が言い放ちます。
廊下に出てからもまだ興奮が冷め遣らなかったのか、「勝手なことばかり言ってんじゃねえよ!」と息巻く参事官。
たしかに、参事官の言う通りですよね!
普段は刑事部長の腰ぎんちゃくのような参事官ですが、今回ばかりは言ってしまいましたね。
普段は右京さんのことを絶対認めようとしない刑事部長と参事官ですが、きっと心の中では右京さんなら解決できることは十分、分かっているんでしょう。
私も横柄な態度の刑事部長に参事官がガツンと本当のことを言ってくれたので“よくぞ、言ってくれた”とすっきりしましたが、後々参事官の立場は大丈夫なんでしょうかね?
ちょっと心配になったりもしました笑
いつもより明らかにアツい右京が素敵
そんなことが起こっているうちにも右京さんたちの捜査は着々と進みます。
通報があったのは、甲斐くんが救急隊員に発見された場所の近くにあった公衆電話からでした。
でも発見現場の様子から甲斐くんは別の場所で暴行されて、発見現場まで連れてこられたようでした。
通報した人物が女性だったことを考えると、公衆電話から発見現場まで甲斐くんを背負ってくることは難しいし、息も絶え絶えの甲斐くんの命は助けたい、でも身元を探られたくないという事情が通報者にはあったのではないかと考える右京さん。
さらに甲斐くんがきのこ狩りに行くと言っていたことを考えると、通報された公衆電話から一番近くてきのこ狩りができる場所が甲斐くんが暴行された現場ではないかと推測します。
よくわずかな証拠からそこまでわかりますよね!
今回は右京さんの相棒である甲斐くんが被害者ということで、いつもより右京さんも熱くなっているようでした。
そして、推測した条件に合う「まろく庵」という場所に4人で向かいます。
するとまろく庵の住人の中に、先ほど甲斐くんの病室に入ってきた怪しげなサングラスの男がいるじゃありませんか!!
さすが、右京さんです☆
まろく庵の住人があきらかに怪しい
甲斐くんの写真を見せますが、甲斐くんなんて見たこともなく、知らないと住人たちは言い張ります。
でも、住人たちは何かを隠している様子です。
そこでトイレを借りる振りをして建物の中を物色し始める右京さん。
そして、書斎で「お嬢」と皆に呼ばれていた真智子の父の伏木田の写真、大切に布で包まれた竹筒や、新聞記事などを見つけます。
そこへ真智子がやって来て、勝手に何をしているのかと問われ、その場はうまく誤魔化されてしまいます。
次に、庭に停めてある車に気付いた右京さんは車を見せて欲しいと言います。
車にはこすったような新しい傷があった為経緯を尋ねると、タヌキと遭遇し、ハンドルをきった時に誤ってこすってしまってライトを破損させてしまったという真智子。
車の中も見せて欲しいという右京さんにまろく庵の住人の1人の生方が断り、「これ以上調べたいなら、令状を持って来い」と言います。
そう言われると、何か後ろめたいことがあるのかと余計に勘繰ってしまいますよね。
何でも協力するような素振りを見せつつ、何かを隠しているまろく庵の住人たち。
髪の長い若い女性はいかにも怪しげに包帯を首に巻いていましたが、きっと彼女も何か関わっているんでしょう。
それに甲斐くんがつかんでいた髪の毛は、多分彼女の髪でしょうね~。
長い髪の毛だったし…。
通報してきたという女性も声から、多分真智子だろうと4人は気付きます。
真知子の声をしっかり携帯で録音してるなんて、さすがですね! 冴えてます!
3人トリオのボケに困惑する甲斐が面白い
4人が捜査している間、甲斐くんの病室には「はなの里」の幸子が意識が戻ったばかりの甲斐くんには食べられそうもないボリューム満点のお重で料理を持ってきます。
さらに、やってきた角田たち3人トリオのブルース・ウィリス、ジョニーデップ、ロバート・デ・ニーロのくだりで、甲斐くんはきっと誰だかわからないけど、早く帰ってくれ!と思ったでしょうね。
甲斐くんかなり困った表情をしてました。
何はともあれ、このまろく庵の住人が事件に関係していることは分かりましたが、甲斐くんの記憶は無事に戻るんでしょうか?
そして、事件の真相は一体??
かなり次回が気になる展開です。
一言メモ:ドラマとは関係ありませんが、Yahoo知恵袋で「鈴木杏樹さんは、ウルトラマンと親戚ですか?」という質問をみつけました。たぶん、違います。

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