
「hulu」を家族や友人と共有できるか?について、最新の規約に基づく情報を紹介します。
動画見放題サービス(VOD)の「hulu(フールー)」。
海外ドラマ、日テレ系の国内ドラマ・バラエティが充実している国内でも人気VODサービスです。
2020年にはNiziU(ニジュー)のオーディションからデビューまでを追いかけた、独占配信番組『Nizi Project』も配信され話題となりました。
- 月額料金…1,026円(税込)
- 見放題動画本数…約7万本
- リアルタイム配信…12チャンネル(FOXチャンネル、ナショナルジオグラフィックなど)
- 視聴デバイス…スマホ、タブレット、PC、TV、PS4・5、Chromecast、Apple TV、Fire TV Stickなど

そんな「hulu」を自分一人だけでなく、家族・恋人・友人と共有して使いたいという方も多いはず。
そこでhuluは家族や友人と共有しても問題が無いのか?について、最新のhulu規約を確認したので紹介します。
また共有するための複数プロフィールの作成方法を画像付きで解説するので、ご参考にしてください。
※本記事は2021年3月時点での情報・データを元に執筆をしています。内容の正確性にはできる限り注意を払っていますが、「配信中の作品」「月額料金」など最新情報は各VODサービスの公式サイトにて確認をお願いします。
huluを家族や友達と共有できる?【家族はOK・友達はグレー】
まず「hulu」を家族で共有することについて、規約したところ次の記述がありました。
参照:huluサービス利用規約
「ご家族による利用」という文言から、hulu側も家族による利用を認めていることがわかります。
なおどこまでを家族とするのか?遠方に住む親戚も家族なのか?という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、常識的に考えて同居している血縁者と考えるのが妥当でしょう。
続いて友達や恋人間の共有について、最新の規約には一切記述がありませんでした(友達・恋人・知人など他人との共有に関する記述無し)。
ただ常識的に考えて、同居していない他人とアカウントを共有するのはダメと考えるの普通です。
アカウントを共有することであなたの個人情報(メールアドレス、パスワードなど)を知られる可能性がありますし、お金の絡む話なのでトラブルの原因になりかねません。
それに軽い気持ちでアカウントの共有をした場合、今後ことあるごとに様々なアカウントの共有をお願いされる可能性もあります。
最悪の場合、あなたの個人情報を悪用され、犯罪に巻き込まれるケースも考えられるでしょう。
そんな不測の事態を招かないためにも、家族以外ではアカウントの共有をするべきではありません。
アカウントを共有して問題が起こったらすべて責任は契約者

友達とアカウント共有して問題が起きたらどうなるの?

契約者であるあなたがすべての責任を負うことになります。
アカウント共有に関して、規約内で知っておくべきことは次の点です。
お客様は、ご家族による利用等、お客様のアカウントあらゆる利用について責任を負うものとします。
つまり友達とアカウントを共有していることが問題が起こったら、その責任はすべて契約者であるあなたに降りかかるわけです。
例えばアカウントを共有している相手が軽い気持ちでhuluの作品の動画・画像をネット上にアップして、それが問題になったらその損害賠償はあなたに請求されます。
共有する相手があなたの同じネットリテラシーを持っているとは限りません。相手が気軽にやったことで、あなたが多大な損害を被る可能性はゼロでは無いです。
huluの料金は月額1,026円(税込)、それだけの金額を節約するためだけにそんなリスクある行為をしては割に合いません。

僕も「hulu」は契約していますが、共有は家族のみ。
友人や知人とのアカウント共有はしていませんよ。
家族で共有できるけど同時視聴はできない!
「hulu」を家族で共有するのは、規約上問題が無いことをお伝えしました。
ただ一点だけ注意しなくてはいけないのが、複数デバイスの同時視聴はできないこと。

例えば、子供はタブレット、ママはスマホ、パパはパソコンで同じタイミングでhuluを利用することはできません。
もし同時視聴をしたいのであれば、次の記事で解説したように「U-NEXT(ユーネクスト)」か「prime video(プライムビデオ)」がオススメ。
「U-NEXT」なら4台までは同時視聴が可能なので、出張先・単身赴任先でパパが映画を楽しみ、自宅ではママと子供がアニメを楽しむなんてこともできます。


▼同時視聴できるオススメのVOD▼

huluで家族分のアカウントを作る方法
続いてhuluを家族で利用する場合の別アカウント(プロフィール)の作り方とパスワードの設定方法を解説します。
「hulu」では1つのアカウントにつき、6つまで「プロフィール」を作成可能。つまり最大6人までなら、アカウントを共有できます。
プロフィールの作り方はとても簡単。まず親アカウント(契約した大元のアカウント)でログイン。
右上のメニュー画面から「プロフィールの切り替え」を選択。
「プロフィールの追加」をクリック
ニックネーム・性別・生年月日などの必要事項を入力。
視聴履歴を家族に観られたくない方は「暗証番号を設定する」をオンにし、暗証番号を入力しましょう。
入力を終えたら「保存」をクリック。
これでプロフィールの追加が完了です。

次のように家族用プロフィール(子アカウント)が追加されました。
huluはキッズモードがあるので安心して子供にも視聴させられる
「hulu」は子供向けの番組しか視聴できない「キッズモード(hulu kids)」があり、お子さんにも安心して見せることができます。
名探偵コナン、アンパンマン、クレヨンしんちゃん、ハリー・ポッターシリーズ、ライラの冒険、いないないばぁっ!、おさるのジョージ、パう・パトロール、ペット、おおかみこどもの雨と雪、美少女戦士セーラムーン、しまじろうのわお、など
視聴できるのは子供向けのアニメが中心で、暴力・エロなどを含む過激な動画やR指定作品を見せたくない親御さんも安心。
「キッズモード(hulu kids)」用のプロフィール(子アカウント)の作り方はとても簡単です。
プロフィール作成時の年齢を12歳以下に設定するだけで、自動で子供向け番組しか視聴できない「キッズモード(hulu kids)」のプロフィールが作成できます。
しかもhuluキッズはパスワード設定ができないので、子供が視聴した番組も全てわかるので安心です。
まとめ
今回は「hulu(フールー)」で家族や友人間のアカウント共有をしても問題は無いか?について解説しました。
結論としては「家族での共有は問題ナシ・友人間の共有はグレー」です。
規約には友人・恋人・知人間のアカウント共有を禁止する記載は現時点ではありません。しかし何が問題が起こった時を責任が、すべて契約者本人に負わされることを考えると、アカウントを共有するべきではないでしょう。

僕自身ももちろん家族以外では「hulu」のアカウントを共有していませんよ。
なお「hulu」と同じく人気の動画見放題サービス「Netflix(ネットフリックス)」との比較は次の記事で解説しています。
「hulu」にしようか「Netflix」にするか悩まれている方は、そちらを参考にしくてださい。
