
映画『シャッターアイランド』ネタバレあらすじと感想・考察、さらに無料動画の視聴方法をこちらでは紹介します。
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舞台は孤島シャッターアイランドにある精神病患者だけを収容した病院、ある日そこから一人の女性患者が逃亡した。
彼女を捜索するために派遣されたアメリカ連邦保安官のダニエル。彼が島へ来たのには逃亡した女性患者を見つけることの他に、自分の妻を殺した犯人を捕まえるもう一つの目的があった。
最初は登場人物も事件の経緯も謎だらけで頭にモヤがかかった状態になりますが、時間が経つごとに徐々に謎が解明されていき、そういうことだったのか!とあっと驚かさせられる作品。
「メメント」や「シックス・センス」のような実は…だった的な、大どんでん返し系のストーリーが好きな方にはハマるはず。
なぜか何度も観たくなる中毒性があるのも本作の魅力の一つですね。ディカプリオはあまり好きじゃないんだよなという方も、食わず嫌いせずに観て欲しい作品。
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シャッターアイランドの作品情報とキャスト
作品情報
「シャッターアイランド」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:シャッターアイランド
- 原題:Shutter Island
- 公開:2010年
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 脚本:レータ・カログリディス
- 配給:パラマウント
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:PG12
- 時間:138分
キャスト
「シャッターアイランド」の主要キャストは次の通りです。
- テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)
- チャック・オール(マーク・ラファロ)
- ジョン・コーリー医師(ベン・キングスレー)
- ドロレス・シャナル(ミシェル・ウィリアムズ)
- レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)
- ジェレミア・ナーリング博士(マックス・フォン・シドー)
- ジョージ・ノイス(ジャッキー・アール・ヘイリー)
- アンドリュー・リーディス(イライアス・コティーズ)
- エセル・バートン(パトリシア・クラークソン)
「シャッターアイランド」ネタバレあらすじとラスト結末
1.シャッターアイランドに失踪人の捜査に向かう主人公テディ
アメリカのシャッターアイランドという島には、犯罪者を収容する精神病院があった。
1954年9月、この病院からレイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)という女性患者が失踪する。
失踪者の捜索のためシャッターアイランドに渡ろうと、フェリーに乗っていた主人公の連邦保安官テディ(レオナルド・ディカプリオ)。
酷い船酔いになったテディがフェリーのデッキに出ると、今回の失踪者の捜索でテディの相棒になる保安官チャック(マーク・ラファロ)がいた。
島に着くと、桟橋に警備副隊長マクフィアソン(ジョン・キャロル・リンチ)が迎えに来ていた。
テディとチャックは、マクフィアソンの運転する車で精神病院へと到着する。この精神病院が3棟に分かれていることを2人に説明するマクフィアソン。
この病院の院長であるコーリー医師(ベン・キングスレー)は、レイチェルが失踪したのが昨夜22時から0時の間であることを告げた。
レイチェルのいた部屋には、靴がそのまま残されていて、床には「4の法則、67番は誰?」と書かれたメモがあった。
2.妻を殺したレディスを探すテディ捜査官
そのあとテディは、マクフィアソンと共に島を見て回る。職員に聞き込みをすると、レイチェルの担当医シーアンが今朝のフェリーで島を去っていることが判明した。
テディは、シーアン医師がこの失踪事件に関わっている疑いを持つ。
その夜テディは、ナーリング博士(マックス・フォン・シドー)と会い、シーアン医師の個人情報を開示して欲しいと言ったが、ナーリング博士は拒否したのだ。
テディは島を出ることを考えるが、悪天候でフェリーが運航しない。その夜テディは、妻ドロレス(ミシェル・ウィリアムズ)の夢を見た。
かつてテディは留守中、放火魔レディスが起こした火事によって、妻ドロレスを殺された過去があった。
テディがこの島に来たのは、レディスを探す目的もあったのだ。テディはレディスについて職員たちに尋ねたものの、知る者はいない。
テディは、グループ療法に参加していた患者から話を聞くことにした。
すると患者の一人ミセス・カーンズは、テディの手帳に「逃げろ!」と書いて警告してくれた。
3.殺人犯レディスはテディ本人だった
嵐の中逃げ込んだ建物の中で、テディはチャックに、ジョージ・ノイス(ジャッキー・アール・ヘイリー)という男の話を聞かせた。
この精神病院を1年で出所したジョージからテディは、この精神病院でロボトミー手術と呼ばれる人体実験が行われていることを聞いていたのだ。
ジョージはその後、再びこの精神病院に入れられているはずだった。嵐が強まり、停電する可能性が出てきていた。
その後マクフィアソン副警備隊長とコーリー院長の会話を聞いたテディは、レイチェルが残したメモに書かれた言葉の意味に気がつく。
それはこの病院の患者数は66人とされているが、真実は67番目の患者がいることを意味していたのだ。
その後テディは、失踪したレイチェルが発見されたことをコーリー院長から伝えられた。
しばらくすると、病院は停電してしまい、危険な患者を収容しているC棟の施錠が解かれていた。
テディはC棟に潜り込み、そこでジョージ(ジャッキー・アール・ヘイリー)に会った。
ジョージにレディスの居場所を聞くと「レディスはお前自身だ」と言われてしまうテディ。
テディという人間がレディスの妄想が作りだした存在だっのだ…。
ラスト結末.すべてを知ったテディ
その後テディはチャックを見失ってしまう。
そしてチャックの姿を探すうちに、洞窟の中で、本当のレイチェル・ソランドと遭遇する。
レイチェルは裸足のまま逃げてきたので足が汚れていた。
彼女は患者にされてしまう以前は、この病院の医師だったという。
レイチェルはこの病院で密かに行われているロボトミー手術の危険性について、テディに語った。
コーリー院長に不信感を抱くテディ。チャックがコーリー院長に拉致されたと考えたテディは、海を泳いで渡り、灯台へ向かう。
灯台の中の階段をのぼってテディが辿り着いた一番上の部屋には、コーリー院長が待ち構えていた。
そしてコーリー院長は話しはじめた。
テディが第二次世界大戦に出征したときダッハウ収容所でナチスの兵を銃殺した影響で、精神のバランスを崩したこと。そのあと戦地から戻ったテディの異常な行動に妻ドロレスは苦しみ、うつ病を発症したこと。
そしてその妻が3人の子供たちをおぼれて死なせてしまったことを…。
テディは妻を殺して逮捕されたが、彼自身も精神が病んでいたためシャッターアイランドの病院に収容されていたのだ。
真実を知ったテディは嘆き悲しんだ…。
翌日テディは「モンスターのまま生きるか善人のまま死ぬか、どっちがいいかな」とシーアン医師の前でつぶやく。
そしてテディは、ナーリング博士と警備隊長に連れられていった。
「シャッターアイランド」の感想
細かい違和感の演出がとてもおもしろく、音楽も特徴的で、観終わったあとも心に残ります。
ラストシーンでの一言で鳥肌が立ち、凄く衝撃を受けました。話の展開もドンデン返しが多く、しっかりと騙されてしまいました。
そして見終わったあとには、なんだかやりきれない気持ちになるのも本作の特徴。
何が現実で、何が幻覚なのか、はたまた、どちらが正気でどちらが狂気なのかと混乱させられて、とても恐ろしかったです。
解釈の分れるラストになっていますが、とても丁寧に巧く作られている作品で、中毒性があるのでもう一度見たいと思わせてくれる映画です。
あとテディを演じたレオナルド・ディカプリオの迫真の演技には引き込まれてしまいました。
謎解きを楽しむこともできるので、ミステリー好きにもオススメできる作品です。
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