
『ディセント』ネタバレあらすじ結末と感想・評価、さらに無料動画の視聴方法をこちらでは紹介します。
学生時代に友人だった6人の女性は洞窟へレジャー目的で向かう。
しかし探索中に入り口は封鎖され、彼女たちは洞窟内に閉じ込めれる。そこには無数の白骨化した死体があった…。
閉じ込められ系のサスペンス・ホラー映画。「洞窟に閉じ込められる恐怖」と「化け物に襲われる恐怖」を一度に味わえる、お得感がある映画です。
ただ観終わってから、洞窟や化け物なんかより女性のドロドロとした人間関係の怖いかもしれないと思っちゃいました笑
ホラー作品ですが過度なグロシーンは少ないので、キモい・グロいが苦手な方も楽しみやすいですよ。

『ディセント』作品情報とキャスト
作品情報
「ディセント」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:ディセント
- 公開:2005
- 原題:THE DESCENT
- 監督:ニール・マーシャル
- 脚本:ニール・マーシャル
- 配給:エイベックス・エンタテインメント、トルネード・フィルム
- 制作国:イギリス
- 年齢制限:R15+
- 時間:99分
キャスト
「ディセント」の主要キャストは次の通りです。
- サラ(シャウナ・マクドナルド)
- ジュノ(ナタリー・メンドーサ)
- ベス(アレックス・リード)
- レベッカ(サスキア・マルダー)
- サム(マイアンナ・バリング)
- ホリー(ノラ=ジェーン・ヌーン)
- ポール(オリヴァー・ミルバーン)
「ディセント」ネタバレあらすじとラスト結末
1.洞窟へやってきた6人の女性
サラサラ(シャウナ・マクドナルド)は最愛の夫と娘を事故で失い、娘の幻や悪夢に苦しんでいた。
1年後、学生時代からともにアウトドアを楽しんだ友人たちがサラを励まそうと集まった。
サラ、ジュノ、ベス、レベッカに、レベッカの妹サム、ジュノの友人ホリーの6人は、有名なボアム洞窟へ向かう。
- サラ…本作の主人公
- ジュノ(ナタリー・メンドーサ)…サラの友人。洞窟の案内役
- ベス(アレックス・リード)…サラの友人
- レベッカ(サスキア・マルダー)…サラの友人
- サム(マイアンナ・バリング)…レベッカの妹
- ホリー(ノラ=ジェーン・ヌーン)…ジュノの友人
ところが案内役のジュノは、よりスリルを求め、皆には明かさず、前人未到の別の洞窟へと連れてくる。
6人は洞窟内の景観を楽しみながら、中へと進んで行った。ベスは、ガイドブックとは様子が違うと訴えるが、ジュノは聞き流すのだった。
女性1人がやっと通れる程の狭い穴を這って進むが、その後落石で道は塞がれてしまった。
戻れなくなった6人。ここがボアム洞窟ではないことをジュノが打ち明けると、言い争いとなるが、別の出口を探し先へ進むことになった。
2.洞窟の中から姿を現した人喰い化け物
道の先は寸断され崖になっており、数メートル先の向こう側へロープで渡るしかなかった。
レベッカが天井伝いに渡り、天井に残っていた古いハーケン※にロープをかけ、皆なんとか渡り切る。
※クライミングの時に岩の割れ目に打ち込む金属製のくさびのこと
しかしそのハーケンは100年も前のものだった。前に誰かが来たことは確かだったが、洞窟に名前はなく、探検が成功した者はいなかったようだ。
サラはうめき声を聞き、一瞬うごめくものの姿を見るが、誰にも信じてもらえない。やがて目の前に大量の動物の骨が現れ、狼狽する6人。
すると全身が白く異様な化け物が姿を現し、慌てて逃げようとする6人を取り囲む。
化け物は獣のように飛び掛かり、ホリーをかみ殺した…。
ジュノは化け物と格闘し息の根を止め、そして後ろに気配を感じ振り返ってピッケルを振るう。しかしその相手はベスだった。
首を一突きされ、大量に出血し助けを乞うベスを置いて、ジュノは立ち去った。
3.化け物を殺すほど覚醒したサラ
逃げる途中で気を失ったサラは、娘の夢を見て目を覚ました。赤外線カメラで、化け物たちがホリーを運び、むさぼり食うのを目の当たりにする。
姿は人間に近いが、奇怪な声をあげ、おぞましい形相だった。サラの目の前に化け物が近づくが、必死で息を止めてやり過ごした。
洞窟で生きる化け物は目が見えず、音に反応していたのだ。さらに、サラは瀕死のベスを見つける。
ベスは、自分がジュノに刺され置き去りにされたことを明かし、ジュノからもぎ取ったペンダントを渡した。そこにはサラの夫の言葉が刻まれていた。サラの夫がジュノに贈ったものだったのだ。
ひと思いに殺してと懇願され、サラは断腸の思いでベスの頭に岩を振り下ろす。
そこへ現れた親子の化け物をサラは躊躇なく殺した。
ひるむ様子もなく化け物を惨殺して雄叫びを上げるサラは、もはや正気を失っているようだった。
ラスト結末.洞窟から生きて脱出できるのか
レベッカとサムは無残に殺され、ジュノとサラは再会する。
野獣のように変貌したサラがジュノを誘導し、2人は無数の化け物と戦った。
ジュノは「ベスが化け物に殺された」と嘘をついたが、サラの手にジュノのペンダントが握られているのを見ると、すべてを察する。
サラは一瞬の隙をついてジュノの足にピッケルを刺して逃げた。
ジュノの周りをおびただしい数の化け物が取り囲んでいく。サラは上から光が差すのを見つけ、必死で登っていき、ついに外へ出ることができた。
山を下り無我夢中で車を出すが、目を覚ますとそこはまだ洞窟だった。サラはそこで娘の幻と向き合うのだった。
「ディセント」の感想と評価
洞窟というシチュエーションが苦しくて神経削られました。
前半は特に洞窟がかなりの圧なので閉所恐怖症の方は辛いかもしれませんが、洞窟の恐怖とクリーチャーの恐怖が一度に楽しめるお得な作品です。
グロさ加減やホラー描写も、やり過ぎず物足りなくもなく、個人的にはいい塩梅でした。クリーチャーの造形などはとても丁寧に作っている印象で見ごたえがあります。
さらに、全員女性というのも面白い。邪魔な恋愛要素がないし、一方で女の嫌な面が浮き彫りになったり、ドロドロしたドラマもあり、実はこれが一番の恐怖かもしれません。
覚醒した主人公がかなり振り切ってて迫力があったので、もう少しランボーしている姿を見たかった気もします。
画面が暗くて登場人物がはっきりしないのが少し残念ですが、最後まで緊張感が途切れず楽しめました。
『ディセント』を無料で観る方法

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