
『パラノーマル・アクティビティ』ネタバレあらすじ結末と感想・評価、さらに無料動画の視聴方法をこちらでは紹介します。
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若いカップルのミカとケイティ。二人は同棲を始めるがそこで起こる奇妙な現象を撮影するためにカメラを購入する。
2人が寝る寝室にカメラを設置し回し続けると、そこには奇妙な現象が記録されていた…。
ホームビデオでさもドキュメンタリーのように撮影されたホラー映画。その撮影手法をあのスピルバーグも絶賛しています。
あとホラー映画にも関わらず、血・暴力などの描写がほぼ無いのででグロシーンが苦手な方も楽しめる作品です。

『パラノーマル・アクティビティ』作品情報とキャスト
作品情報
「パラノーマル・アクティビティ」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:パラノーマル・アクティビティ
- 公開:2009
- 原題:Paranormal Activity
- 監督:オーレン・ペリ
- 脚本:オーレン・ペリ
- 配給:プレシディオ
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:G
- 時間:86分
キャスト
「パラノーマル・アクティビティ」の主要キャストは次の通りです。
- ケイティ(ケイティー・フェザーストン)…ごく普通の女子大学生
- ミカ(ミカ・スロート)…デイトレーダー…少しやんちゃな青年。職業はデイトレーダー
- フレドリックス博士(マーク・フレドリックス)…ケイティとミカが助けを求めた霊能力者
「パラノーマル・アクティビティ」ネタバレあらすじとラスト結末
1.同棲し始めたカップルを襲う謎の超常現象
舞台はアメリカのサンディエゴ。ミカ(ミカ・スロート。ミカと言う名前ですが男性)とケイティ(ケイティー・フェザーストン)は同棲を始めたばかりの若いカップルだ。
ミカという男は少しやんちゃな若者で職業はデイ・トレーダー、ケイティは大学に通うごく普通の女性である。
ミカは新しく性能の良いカメラを購入したと興奮気味であるが、ケイティは気乗りしない様子だ。
実はミカがカメラを購入した理由は、超常現象を撮影するためなのだ。ケイティは幼い頃から、奇妙な現象に悩まされ続けていた。ミカはカメラを回しっ放しにしていれば、原因がストーカーなのかどうかもはっきりすると言う。
ミカはケイティの恐れる超常現象をあまり信じていない様子で、もしもそれがあるとするならカメラに収めるのだと張り切り、はしゃいでいた。
その態度がケイティの不安を余計に煽る。夜寝るときは、2人が眠る寝室のパソコンに接続し、カメラを回し続けることにした。
カメラを購入してから1日目の夜の、2006年9月18日。電気を消した薄暗い寝室を、カメラが見張っている。
AM2:09にシャリンという音が室外からし、その音声がカメラに残った。翌朝ケイティはキッチンのカウンターに置いていたキーが、下に落ちているのを見つける。
2.二人の手に負えなくなり専門家の意見を聴く
ケイティの依頼により、霊能者であるフレドリクス博士(マーク・フレドリックス)が来客した。
博士は家のきしみやパイプの音などは、ストレスのせいで怖く感じられることもあると説明する。ケイティは博士に、8歳の頃の出来事を話す。
5歳の妹とケイティは、夜中に黒いもやのようなものを見て体が動かなくなったのだ。その後その家は火事に遭ったのだと言う。ケイティは不気味な超常現象を定期的に体験しており、ここ数週間でまた再発したのだと博士に説明した。
ケイティはミカと住むこの家でも、壁を叩く音などが聞こえるのだと言う。フレドリクス博士はこの現象を悪魔がもたらす何かであろうと深刻に受け止めたが、自分の担当は幽霊であり専門外なので、エイヴァリーズ博士を紹介した。
ケイティは明日にでもエイヴァリーズ博士を呼ぶと言うが、ミカは「悪魔祓いなど馬鹿げているから止めろ」と言って聞かない。
カメラ設置後3日目の夜には、ドアが勝手に微かに開閉する映像が記録される。5日目の夜には階下でやや大きな物音がして、ケイティは酷く動揺した。
翌日ミカはウィジャボード※を使用する提案をするが、ケイティは見えない相手を触発するので止めた方が良いと言う。
※ウィジャボード…アルファベットと数字が書かれた文字盤。アメリカ版のこっくりさんに使うものをお考えください
その後も階下で大きな物音がし、2人が見に行くとシャンデリアがグラグラ揺れるなど物騒なできごとが続く。
またケイティに夢遊病のような症状が出てしまい、夜中に庭に出てブランコに乗っていた所をミカにから発見される。
彼女は、自分のしたことを一切覚えていなかった。ミカの見えない敵に対しての態度は、日ごとに挑発的になっていく。
3.ミカの挑発のせいで事態がどんどん悪化する
ミカは最近の状態が我慢できず、悪魔とコミュニケーションを取るために遂にウィジャボードを入手した。
ケイティはこれをたいそう嫌がり、そんな物は今すぐ捨てて!と言い放ち、ここから出ていくとミカを脅した。ミカはヴィジャボードのある居間を離れ、ケイティを追う。
誰もいない居間のカメラには、ボードの器具がひとりでに動き出し、燃える映像がはっきり記録された。居間に戻ってきた2人は、ボードが焦げているのを見て仰天する。
ケイティはミカのこれまでの軽率な態度に痺れを切らしたようすで、怒りを露わにし始めた。また、ケイティはカメラの電源をを切って欲しいと何度も懇願した。
後日ミカは、廊下に粉末をばら撒きこの上を何者かが歩いたのか足跡で確かめるという提案をした。
ケイティは「効果がなかった場合、エイヴァリーズ博士に連絡し相談する」という条件付きで、これを承諾する。
その晩の深夜3:15頃、ドスンドスンという音がするので、2人は目覚めた。何と撒いた粉にはしっかりと足跡があり、何者かが部屋に入ってきた様子だ。さらに足跡をたどっていくと屋根裏へ繋がる天井の板がずれており、何者かが扱った形跡が見られた。
ミカが屋根裏へ入って行くと驚くべきことに、そこにはケイティが小さな頃の写真が置いてあった。
ケイティはこの写真をもう随分見ていないし、この家にあるなんてあり得ないと言う。耐えかねたケイティは今度こそエイヴァリーズ博士に電話をするが留守であったため、以前相談したフレドリクス博士に来てもらう約束をした。
後にフレドリクス博士がやってくるが、家の空気を即座に感じ取り「私の手には負えない」と言い残し、すぐさま立ち去った。
ラスト結末.悪案に乗り移られたケイティ
ケイティはどんどん精神的に追い詰められ、遂には泣き崩れてしまう。
そして20日目の夜、突如ケイティがベッドから転げ落ち何者かに引きずられるように廊下を滑っていった。ケイティは大声で喚き、ミカに助けを求めた。ミカはケイティを救助し、泣き叫ぶ彼女を抱きしめる。
ケイティはもうこの家に居たくないと言い、それにはミカも賛成だった。
ケイティの背中には、何者かに噛まれたような大きなアザが出来ていた。
翌日ミカは声を掛けてもリアクションの薄いケイティに腹を立て、彼女が握りしめていた十字架を暖炉で燃やしてしまう。出掛ける準備を済ませたミカがケイティを呼びに行くと、ケイティは寝室のベッドに横たわっており、やっぱり行きたくないと言い出した。
ケイティは「もう大丈夫だからここに居たい」と言い、ミカは呆れる。
その晩は2006年の10月8日、カメラを設置してから21日目の夜だった。2人がベッドに寝ているとケイティが目覚め、ベッドの周りを意味もなくうろうろする。
その後寝室を出て行ったケイティは突如、大きな悲鳴を上げた。
ミカは慌てて飛び起きケイティの元へ飛んでいくが、今度はミカも大きな悲鳴を上げる。しばらくの沈黙があって、いきなりミカがカメラの方に投げつけられた。
ミカを投げつけたのはケイティであり、彼女のシャツの腹部には血が付いていた。ケイティはカメラ目線で悪魔のような恐ろしい笑いを浮かべ、固定カメラの映像が消える。
ミカは2006年10月11日、警察に遺体で発見される。ケイティの行方は分からないままだ。
「パラノーマル・アクティビティ」の感想・評価【製作品135万円】
本作品は低予算(製作費135万円)で製作されたにもかかわらず、アメリカで大ヒット(興行収入95億円)したホラー作品として有名です。
この映画はモキュメンタリーという手法が使われており、さもドキュメンタリー作品であるかのように撮影されています。
また全編を通して一般人が撮ったホームムービーのようなテイストであるため、観客が登場人物であるミカやケイティの恐怖心をよりリアルに体験できるようになっていると言えるでしょう。
このようなホラーは新しく、公開当時は大変話題になりました。本作品は、かのスティーヴン・スピルバーグ監督から、大絶賛されたことでも有名です。
物語序盤から中盤にかけては、さほど過激なできごとは起こりません。しかしこの沈黙の時間の表現が秀逸で、この時静かに溜まった何かが後半で一気に爆発する展開となっています。
例えば「鍵が床に落ちている」など白とも黒とも言えないグレーゾーンで悩まされることは、多くの人にとって身近であり、手に汗をかくような嫌な想像をしてしまうものです。よって本作は何かが起こる手前の緊張・スリルを描いた傑作とも言えるでしょう。
グロ描写がほとんどないので、血まみれのホラー描写が苦手という方にもおすすめです。
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