
『クーデター』ネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法をこちらでは紹介します。
水道事業支援のためにアメリカから東南アジアへ家族と共にやってきたジャック。
しかしそこでは外国人を対象とした暴動が行われており、彼は家族と共に暴徒たちから命を狙われることになる…。
オーウェン・ウィルソンが主演のサスペンス・スリラー映画。コメディー&ファミリー映画のイメージが強いオーウェン・ウィルソンがサスペンスはかなり新鮮で楽しめました。
にしても主人公がピンチの時に颯爽と登場するピアース・ブロスナン、カッコよすぎでしょ。さすが5代目ジェームズ・ボンド(007)。
もはやどっちが主人公なのかわかりません笑
『クーデター』作品情報とキャスト
作品情報
「クーデター」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:クーデター
- 公開:2015年
- 原題:No Escape
- 監督:ジョン・エリック・ドゥードル
- 脚本:クリストファー・マッカリー
- 配給:クロックワークス
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:PG12
- 時間:101分
キャスト
「クーデター」の主要キャストは次の通りです。
- ジャック・ドワイヤー(オーウェン・ウィルソン)…水道支援事業のためアメリカから東南アジアへやってくる
- アニー・ドワイヤー(レイク・ベル)…ジャックの妻
- ハモンド(ピアース・ブロスナン)…現地の案内役
- ルーシー・ドワイヤー(スターリング・ジェリンズ)…ジャックの長女
- ビーズ・ドワイヤー(クレア・ギア)…ジャックの次女
- ケニー・ロジャース(サハジャック・ブーンタナキット)…ハモンドと共にやってきた案内役
「クーデター」ネタバレあらすじ結末と感想
1.一家で東南アジアへやってきたジャック
ジャック(オーウェン・ウィルソン)は、勤務先のカーディフ社の転勤で、水道事業支援のためアメリカを離れ東南アジアの一国へとやってくる。
妻(レイク・ベル)と2人の娘を連れ、空港へ降り立つも会社の迎えは現れない。慣れない言葉や異国の空気に戸惑っていると、機内で知り合ったイギリス人のハモンドが声をかけた。
旅慣れたハモンド(ピアース・ブロスナン)は、馴染みのケニー(サハジャック・ブーンタナキット)を迎えに呼んでおり、ホテルまで一緒に乗せてくれた。
ホテルのロビーにはジャックの顔写真までプリントされたカーディフ社歓迎の垂れ幕が飾ってあったが、会社からは何の連絡も入っていなかった。
2.激しい暴動に巻き込まれる
翌朝、ジャックは新聞を買いにホテルの外へ出た。
通りを歩いていると、狭い道路の片側からは鉄パイプを手にした群衆が、反対側からは警官隊が現われ、ジャックの目の前で突如乱闘を始める。
なんとか路地伝いにホテルへ戻るも、ホテルの入り口では民衆が1人のアメリカ人を取り囲み撃ち殺した。外国人を狙った暴動だったのだ。
従業員たちが作ったバリケードは破られ、暴徒は逃げ惑う人々を襲い、部屋を回ってしらみつぶしに宿泊客を殺していった。
ジャックは追われながらも妻子と合流し、ハモンドに助けられホテルの屋上へと逃げた。
そして人々が叫ぶ声から、カーディフ社が水道事業を乗っ取ることに抗議していると知る。
3.どこにも逃げ場はない
すぐに屋上にも攻め込まれ、多くが命を落とした。一家は、隣のビルへ命からがら飛び移る。
暴徒はカーディフ社の垂れ幕を手に執拗に一家を追い、戦車からビルに砲撃。多くの市民をも容赦なく殺していった。
一家は身を潜め暴徒をかわすも、隠れていた1人の男が「外国人だ!」と叫んだ。ジャックは男を制するが、それでも叫ぼうとする男を殴り殺してしまうのだった。
一家は帽子とマフラーで顔を隠し、スクーターでアメリカ大使館へ向かう。
建物は焼かれ、店は壊され、道には多くの人々が倒れ、街は酷い有様だった。
狂気に満ちた暴徒の群れを潜り抜け、辿り着いた大使館も、すでに襲撃を受けていた。
ラスト結末.決死の国境越え
一家は逃げ込んだ寺院で匿われるが、暴徒に見つかってしまう。
絶体絶命かと思われたその時、ハモンドとケニーが現われ次々と暴徒たちを撃ち殺した。
ハモンドは怖がる娘たちをなだめ、一家を隠れ家へ連れて行くと、食事を振る舞い、川を3キロ下ったベトナム国境へ行き庇護を求めるよう助言した。
ハモンドは、欧米企業がアジアの小国を食い物にするため大国から送り込まれているのだと自分の素性を明かした。
束の間の休息を取った夫婦は、変わらぬ愛を語る。しかし隠れ家は襲撃を受け、ハモンドはその身を挺して一家を逃がした。
一家は川へ向かい、ジャックは舟を手に入れるが、追ってきた暴徒と揉み合いになり銃を突きつけられる。
父を心配した娘が飛び出し、ともに殺されそうになるところを、アニー(レイク・ベル)が暴徒に殴りかかり窮地を救った。
そして一家は舟で川を下り、川岸から銃を向ける暴徒の目の前で国境を越え、ベトナムに庇護された。
病院で手当てを受けた一家は、再び訪れた幸せを噛みしめるのだった。
「クーデター」感想と評価【ピアース・ブロスナンがかっこよすぎ!】
コメディやファミリーもののイメージが強いオーウェン・ウィルソン主演というのが新鮮。
主人公はごく普通の良きパパなので、むしろ現実味が感じられました。
ピンチに必ず現れるピアース・ブロスナンのカッコよさはもちろん、レイク・ベルの底力を出す強きママもカッコいい。
異国でのクーデターという題材が下手なホラーよりずっと怖く、さらに家族ということが状況をより困難にして緊張感を増しています。
隣のビルへ子どもを放り投げるシーンは、心臓が止まりました。
途切れることないスリリングな展開で肩に力が入りましたが、家族愛が過不足なくきちんと描かれ、ラストシーンには安堵できました。
暴動の怖さに特化したのでしょうが、元凶は欧米としていながら、被害者アメリカ人で終始してしまったのは少し残念な気もしました。
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