
『ハウンター』ネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法をこちらでは紹介します。
『ハウンター』作品情報とキャスト
作品情報
「ハウンター」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:ハウンター
- 制作:2013年
- 原題:Haunter
- 監督:ビンチェンゾ・ナタリ
- 脚本:ブライアン・キング、マシュー・ブライアン・キング
- 配給:クロックワークス
- 制作国:カナダ・フランス合作
- 年齢制限:無し
- 時間:97分
キャスト
「ハウンター」の主要キャストは次の通りです。
- リサ(アビゲイル・ブレスリン)
- ブルース(ピーター・アウターブリッジ)…リサの父
- キャロル(ミシェル・ノルデン)…リサの母
- ロビー(ピーター・ダグーニャ)…リサの弟
- オリビア(エレノア・ジィシー)
- フランシス(サマンサ・ワインスタイン)
「ハウンター」ネタバレあらすじとラスト結末
1. 繰り返される同じ一日
1985年の16歳の誕生日の前日を、リサ(アビゲイル・ブレスリン)は延々とループしていた。
弟は空想の友達エドガー(ピーター・ダグーニャ)と遊び、ママ(ミシェル・ノルデン)に洗濯を手伝わされ、パパ(ピーター・アウターブリッジ)はガレージで車の修理。
外は霧が深く、家から出ることはできない。しかし家族は皆、リサの話を信じなかった。
そんなある時、地下室で洗濯中に妙な物音がしたり、自分の名前を呼ぶ声を聞く。
リサは恐る恐るウィジャボード(海外版こっくりさんで使うボード)で交信を図ると、相手は生きていると分かる。
その後、これまでと同じ一日に異変が訪れた。
優しく穏やかだったパパは、人が変わったようにママに大声で怒鳴りつけた。
そこに、電話会社の者だと言い不気味な男が訪ねて来て、他者と関わるなとリサに警告した。
リサはウィジャボードに向かい、助けを求める。自分がどうやって死んだのかも分からず、この家に囚われていると。
リサは既に死んでいたのだった…。
2.少女オリビアとの接触
リサを呼ぶ声はオリビア(エレノア・ジィシー)という少女だった。
オリビアの言うとおりに、リサは床下から連続少女失踪事件の古い記事のスクラップと鍵を見つけた。
物音を聞いた地下室で洗濯機の裏の壁に小さな扉を見つけ、その鍵で中へ入る。
その狭く暗い部屋には時計やネックレスなどが散乱し、リサは、焼却炉で焼かれる少女の姿を見て慌てて飛び出した。
真実に近付こうとするリサに、弟の空想の友達エドガーが実体となり、さらに不気味な男となって恐怖を与える。
リサは怯えながらも、鏡越しに現れたオリビアに乗り移り、オリビアの部屋へ移動した。
部屋には1985年のリサの一家4人の一酸化炭素中毒死の記事があった。
そこはリサの家だが、タブレットや見たことのないゲーム機などがあり、明らかにリサの時代とは違う家だ。
オリビアの父親は、リサのパパと同じように、ガレージで車を修理し怒鳴っていた。
3.謎の男の正体
元の世界へ戻ったリサは、地下室で1954年の指輪を見つける。
すると、最初に誘拐されたフランシス(サマンサ・ワインスタイン)と出会う。指輪は彼女のものだった。
彼女は自分が生きていると思い、逃げようとするが男に連れ去られてしまう。
リサが再びオリビアに乗り移り彼女の部屋へ行くと、タブレットにオリビアからのメッセージがあった。
男の正体は、この家で生まれ1983年に死んだエドガーという男。連続殺人鬼であり、死んだ後も家に住む家族を殺しているのだという。
次の標的はオリビアの一家。オリビアはリサに助けを求め接触してきていたのだ。
しかし、オリビアの父親は激しく怒り、その顔はエドガーの顔となりリサを脅かした。
4.殺人鬼エドガーの呪縛からの解放
元の世界へ戻ると、リサは家族に死んだことを気付かせた。
リサの誕生日の前日、エドガーがパパに憑りつき、家族全員を殺したのだった。
リサは家族を家から逃がすと、ひとり家にとどまった。
すると家は年代を遡り、エドガーの家となった。
リサは再びオリビアに乗り移って地下に行き、時計やネックレスなどエドガーの被害者の遺品を集め、「目を覚まして協力して」と訴える。
しかしオリビアの父親に憑依したエドガーに捕まってしまう。
その時、リサを救ったのはフランシスだった。
すると辺りには、誘拐された少女たちや家族が現われ、エドガーを取り囲んだ。
そして、焼却炉でエドガーを焼き、地獄へと送ったのだ。リサはオリビアに別れを告げ、元の世界へ戻った。
目を覚ましたリサは誕生日を迎え、そこには家族がいた。
玄関の扉を開くと、もう霧はなく、外は眩い光に包まれていた。
映画「ハウンター」感想・評価・考察【アビゲイル・ブレスリンの演技力は素晴らしい】
主人公が死んでいる設定は新鮮で、しかも死んでいる人間が怯えまくっているのも面白い。
ループものですが、心霊現象が起こったり乗り移って時空移動したりと内容は盛りだくさんです。
複雑な構成がきちんとまとまっています。しかしバタバタな展開のせいで、物語としてはリサの孤軍奮闘という印象が強く、もう少しエドガーやオリビアのドラマなどを落ち着いて見せる部分があれば、より深みが増したのではないかと感じました。
ホラーというよりファンタジックで、音で驚かされたりはするものの、グロテスクなシーンなどが苦手な方でも楽しめる作品。スピリチュアルな描写の映像などはとても綺麗でした。
子役イメージが強いアビゲイル・ブレスリンでしたが、安定の演技力はさすがです。まだまだ若く、いろいろなジャンルの作品で見てみたい女優さんですね。
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