「ピッチブラック」ネタバレあらすじ結末と感想・評価【無料フル動画】

『ピッチブラック』作品情報とキャスト

作品情報

「ピッチブラック」の作品情報は次の通りです。

キャスト

「ハウンター」の主要キャストは次の通りです。

「ピッチブラック」ネタバレあらすじとラスト結末

1．凶悪犯を乗せた宇宙船が謎の惑星に不時着

凶悪殺人犯リディック（ヴィン・ディーゼル）は宇宙船で護送されていた。船には、リディックを捕らえた賞金稼ぎのジョンズ（コール・ハウザー）や民間人の乗客も乗っている。

ところが突然、船に隕石が衝突、女性クルーのフライ（ラダ・ミッチェル）は乗客のいる船体を切り離し生き残ろうとするが他のクルーに阻まれる。

船は惑星に不時着するも大破し、生き残ったのはフライとリディック、ジョンズを含め乗客10名程度だった。

その惑星には空気があったが、太陽が3つあり延々と砂漠が続いていた。

リディックは混乱に乗じて手かせを外し逃げ出す。

2．得体の知れない何かが狙っている

乗客の1人が砂漠に穴を見つけ覗き込むと、瞬く間にそこに引きずり込まれた。

そこにリディックが現われるが、ジョンズにゴーグルを外され、自由を奪われ捕らわれた。

リディックはかつて刑務所で、暗闇でも見えるよう目に手術を施しており、逆に光りに弱く、日中はゴーグルをはめていたのだ。

リディックは穴に何かがいると言う。フライが穴の奥を調べると、食われた死体と得体の知れないものの影を目撃する。

3．暗闇に姿を現すエイリアン

砂漠の中で無人の調査基地を発見、井戸や脱出用の小型船もあり、全員で基地へ移動する。

ジョンズは、賞金のためリディックを殺さず、手かせを外して同行させた。

基地内でかつての住人だったと思われる多くの人骨が見つかり、乗客の1人が無残な姿で発見され、肉食のエイリアンの実態を知る一同。それは暗闇で活動するようだ。

基地内の資料から22年前の日食で基地は滅んだと思われ、次の日食が近く、長い間暗闇が続くと予想された。

やがて太陽を覆い隠す巨大な星が姿を現し、一行は急いで宇宙船に戻り、脱出に必要なバッテリーを回収するが、すぐに辺りは闇に包まれた。

すると大量のエイリアンの群れが飛来し、動いた者は餌食となった。それは鋭い突起と牙を持つ鳥のような姿だった。

エイリアンの弱点が光だと分かり、一行は明かりを集めて基地までバッテリーを運んで戻ることにする。

頼りは夜目の効くリディックだった。しかしジョンズはフライに、リディックが裏切るだろうと警告する。

パニックになった者が襲われ、ライトが破損し、明かりは松明（たいまつ）だけとなった。

ジョンズはリディックに、誰か一人を餌にして逃げようと持ちかける。するとリディックはジョンズを餌にしたのだった。

ラスト結末．リディックに芽生えた人の心・優しさ

雨が降り始め松明の炎が消え、ついに生存者は4人となった。

リディックは3人を洞窟に隠し岩で塞ぐと、小型船へ行きひとりで逃げようとする。

追ってきたフライが、戻って2人を救うよう訴えるがリディックは拒絶。

フライは乗客を犠牲にしようとした自分を悔い、リディックに飛びかかるのだった。

フライが皆のために死ぬ覚悟だと知ったリディックは、洞窟に残された2人を迎えに行く。

皆が小型船に乗り込もうとした時、リディックの叫び声がした。

助けに向かったフライは、リディックを救うため、エイリアンに捕らわれ命を落とした。

リディックは生き残った2人を乗せ、船のエンジンで無数のエイリアンを木っ端みじんにして飛び立った。

「ピッチブラック」感想・考察・評価【2000年代のヴィン・ディーゼルのカッコよさよ！】

得体の知れない星でエイリアンと戦うだけでも一大事なのに、登場人物がかなり濃いキャラクターで楽しめました。

ストーリーも登場人物も分かりやすく、程よいチープさで、気楽に見られる1本です。

若きヴィン・ディーゼルのダーク・ヒーローっぷりは当然めちゃくちゃカッコいい。スキンヘッドにゴーグルのビジュアルも良いし、感情表現はほぼありませんが、ポロっと人情味を出してきて心憎い。

ラダ・ミッチェル演じる女性パイロットの成長も丁寧に描かれていました。

リディックに憧れる家出少女や、古美術商、聖地巡礼のイスラム教徒などの脇役も個性豊かで面白かったので、もっと絡みが見たかった気もします。

エイリアンの造形は少し迫力に欠ける印象でしたが、スタイリッシュでかつ安っぽくて個人的には好きです！

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