
映画「武器人間」のネタバレあらすじと感想・考察、さらに無料で視聴できる情報をお伝えします。
「武器人間」の作品情報とキャスト
作品情報
【参照】映画『武器人間』予告編
「武器人間」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:武器人間
- 原題:Frankenstein’s Army
- 制作:2013年
- 監督:リチャード・ラーフォースト
- 脚本:クリス・W・ミッチェル、ミゲル・テハダ=フロレス
- 制作国:オランダ・アメリカ合作
- 時間:84分
- 年齢制限:R15+
- 配給:トランスフォーマー
キャスト
「武器人間」の主要キャストは次の通りです。
- ヴィクター・フランケンシュタイン(カレル・ローデン)
- セルゲイ(ジョシュア・ザッセ)
- ノビコフ(ロバート・グウィリム)
- ディミトリー・アスナ(アレクサンダー・マーキュリー)
- サシャ(ルーク・ニューベリー)
- イヴァン(ホン・ピン・タン)
- ヴァシリ( アンドレイ・ザヤッツ)
「武器人間」ネタバレあらすじとラスト結末
1.部隊を待ち受けていたものはツギハギだらけの武器人間
第二次世界大戦末期、ソ連軍の偵察部隊が、同胞からの救難信号を受け救助に向かっていた。
部隊には記録係のディマがカメラを持って同行していたが、度々勝手な行動を取り仲間に迷惑をかけていた。
やがて一行は焼け落ちた教会へ辿り着く。中はコンクリートや配線が剥き出しで、まるで倉庫か工場のようだった。
すると一室で、裸で倒れている人間のような姿のものを発見。
体中がツギハギの縫い目、腕はドリルになっており、人間と言うにはあまりにも異様な姿だった。
明かりを付けようと発電機を回すと、それは動き始め、突然襲いかかり軍曹の内臓をえぐり出した。
2.誰もいない村の秘密
無線で連絡しようにも、ここ数日は救難信号を受信したほかは妨害電波により交信ができなかった。
ソ連兵の救助を優先しようと、部隊は村を捜索に行くが誰もいない。
家畜小屋にいた老人から、村人は全員死んだか博士(カレル・ローデン)が作るものから逃げたと聞き出す。
老人を拷問しソ連兵の元へ案内させるが、建物の中の狭い通路に入ったこところで老人は忽然と姿を消した。
すると突然、両腕が鎌となった男が唸り声をあげて襲いかかってきた。
さらに、枝分かれした通路のあちこちから気味の悪いクリーチャーが次々と現れ、腕に仕込んだ武器を闇雲に振り回した。なんとか外へ出るも、見たこともない生き物に遭遇した一同は動揺する。
3.恐るべし武器人間
部隊は教会に戻り、クリーチャーに頭部を挟まれ負傷した仲間の手当てをするも、ヘルメットを取ると脳味噌も一緒に剥がれ死んでしまった。
さらに再び何体ものクリーチャーが現われ、次々と仲間が殺され阿鼻叫喚の様相となった。
生き残ったのはセルゲイ(ジョシュア・ザッセ)、サシャ(ルーク・ニューベリー)、ヴァシリ( アンドレイ・ザヤッツ)、ディマ(アレクサンダー・マーキュリー)の4人。
セルゲイはディマが交信を妨害し、偽の救助信号を出していたことに気が付いた。
実はディマは博士を生け捕りにする極秘任務を受けていたのだ。
さらにディマは大尉であり、全員の家族の情報まで握っていたため、3人はディマに従うほかなかった。
クリーチャーの攻撃をかわしながらも博士を探して地下へ。
しかし3人は、研究所へ続く死体処理場にディマを突き落として逃げた。
ラスト結末.マッドサイエンティストの計画
ディマは1人で辺りを捜索し辿り着いた部屋は、死体や肉体のパーツが吊るされ、さながら精肉工場のようだった。
やがて、四方八方から様々なクリーチャーに追い詰められ、ディマは博士に捕らわれる。
博士はディマに記録をさせ、研究所に連れて行く。
フランケンシュタインの孫である博士は、死体と機械を合体させた武器人間を作る実験をしていたのだ。
捕まったヴァシリが手を切断され拘束されて運ばれていった。
セルゲイも拘束されており、博士は生きたまま頭部を切り取り、ドイツ人兵士の脳をセルゲイの脳に半分ずつ組み合わせる手術を施す。
ナチスと共産主義者の脳を合体させ終戦させるのだと博士は雄弁に語った。やがてディマも拘束された。
しかしその時、生きていたサシャが博士を撃ち殺した。
サシャは博士の首を取ると、ディマを見殺しにして去った。
ディマはクリーチャーとなったセルゲイに食い殺され、帰還したサシャは英雄となった。
「武器人間」感想・考察・評価【武器人間の不自由なビジュアルがすごくいい!】
序盤は少々スローペースな印象でしたが、武器人間登場からはテンポよく見どころも満載でした。
ストーリーはあまり気にしなくても勢いで見られる良きB級作品です。
武器人間のビジュアルは、無駄に不自由そうな感じとか、とても好きです。楽しそうに作ってる人たちの姿を想像するだけで微笑ましいですね。
恐らくメインキャラであるモスキートはスチームパンクっぽくてカッコいいですが、個人的には博士の後ろをちょこちょこしてたバボちゃんみたいなやつ(ポッドマンと言うらしい)がお気に入り。
グロいシーンはありますが、まったく怖くはありません。脳味噌合体手術の目分量なさじ加減とか、むしろ笑えるポイントが多々あり。
グロ描写よりも、ファウンド・フッテージ手法のカメラ目線なので、臨場感はあるのですが、ちょっと酔ってしまいました。
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