
『ノン子36歳(家事手伝い)』ネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法をこちらでは紹介します。
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『ノン子36歳(家事手伝い)』作品情報とキャスト
作品情報
「ノン子36歳(家事手伝い)」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:ノン子36歳(家事手伝い)
- 制作:2008年
- 監督:熊切和嘉
- 脚本:宇治田隆史
- 配給:ゼアリズエンタープライズ
- 配信:U-NEXTなど
- 制作国:日本
- 年齢制限:R15+
- 時間:105分
キャスト
「ノン子36歳(家事手伝い)」の主要キャストは次の通りです。
- 坂東ノブ子・ノン子(坂井真紀)
- 藤巻マサル(星野源)
- 宇田川(鶴見辰吾)
- 安川時生(津田寛治)
- 坂東クミコ(佐藤仁美)
- 富士子(新田恵利)
「ノン子36歳(家事手伝い)」は坂井真紀のヌードや濡れ場シーンがあるR15+作品です。
アダルト・エロ要素のある映画が苦手な方は視聴にご注意ください。
その他、ヌードシーンがある「Netflix(ネットフリックス)」で配信中の映画は次の記事で紹介しています。

「ノン子36歳(家事手伝い)」ネタバレあらすじとラスト結末
1.出戻りのノブ子は青年と出会う
ノン子こと板東ノブ子(坂井真紀)は、出戻りバツイチの36歳。
自称家事手伝いだか家のことは何もせず、家族ともうまくいっていない。
同級生が営むスナックで昼間から酒を飲み、夜は道ばたのゴミ箱を蹴り倒しながらママチャリを走らせるやさぐれぶりで、悶々とした毎日を送っていた。
実家の神社を継ぐノブ子の妹クミコには甘い両親だが、ノブ子の体たらくには冷ややかだった。
ある日、ノブ子は神社の祭で店を出したいというピュアな青年、藤巻マサル(星野源)と出会う。
出店の許可をもらうため、マサルをテキ屋のヤクザ安川時生(津田寛治)のもとへと案内するが、マサルの要望はまったく聞き入れてもらえなかった。
心配するノブ子の予想に反し、マサルは笑顔で「ヤクザみたいな人でも最後は義理人情だから」と言ってあっけらかんとしていた。
「いつか世界に出たい」と夢を語るまじめなマサルを、ノブ子は祭の日まで実家に居候させてあげることにした。
2.ノン子と元夫との再会
ある日、芸能事務所で働く元夫(鶴見辰吾)が、もう一度芸能界で一緒にやろうとノブ子を誘いに訪れる。
ノブ子はかつて「飯島ノン子」という芸名でタレント活動をしていたのだ。
突然の訪問に反発するノブ子だったが話を聞くため立ち寄った彼の旅宿で、日々のうっぷんを晴らすかのように一時の快楽をともにする(ここで坂井真紀のヌードシーンあり)。
3.純粋な青年マサルに心を開き始めるノブ子
ぐうたらで無愛想なノブ子とは対照的に素直に家の手伝いに励むマサルはノブ子の父親に気に入られ、すっかり家族に馴染んでいた。
しかしマサルが祭で販売する予定のヒヨコを大量にノブ子の家に取り寄せたことで、マサルはノブ子の父の怒りを買ってしまう。
落ち込むマサルを励まし時間をともに過ごすうち、彼の純粋さにノブ子の荒れた心は少しずつ癒やされていく。
ノブ子が無邪気に笑う姿に父も驚くほどだった。
一方マサルも年上のノブ子に淡い恋心を抱いており、二人の距離は縮まっていった。
しかし歓迎されない実家でのやり場のない苛立ちに拍車をかけるかのように、妹クミコに出戻り生活をののしられたノブ子は、イライラをつのらせていく。
ノブ子の父にすっかり嫌われたマサルもまた居場所がなくなり、一気に距離が縮まった二人は互いを求め合い、そしてついに関係を持つ。
マサルはノブ子への思いを打ち明け、祭が終わったらどこかへ行こうと提案した。
しかし芸能活動の再開を前向きに捉え始めていたノブ子には、マサルの思いは届かなかった。
ラスト結末.人生の再出発は思い通りにはいかない
祭りの当日、マサルはなんとか出店場所を分けてもらえないかと時生に再び懇願するも、時生のヤクザ仲間から袋だたきにされてしまう。
打ちひしがれ境内をふらついていたマサルは、ノブ子と元夫との会話を偶然聞いてしまう。
それは、元夫が持ちかけたノブ子の芸能活動再開の話は、実は借金の保証人になってもらうための嘘の話だという告白だった。
ノブ子の同級生と恋仲になっていた元夫は、同級生から「ノブ子の惨めな姿をもう見たくない」と言われ思い直したのだという。
再出発への一筋の光が断たれたうえ、友人に惨めだと思われていたことにショックを受けるノブ子。
そんな彼女の姿を見たマサルは我を失ったかのように、その場にあったチェーンソーを振り回して祭の会場をむちゃくちゃに破壊してしまう。
マサルはノブ子の手を取りそのまま神社から逃走。そして二人は当てもないまま電車に揺られていた。
終点で降りた二人だったが、マサルが少し目を離した隙にノブ子は姿を消してしまった。
それから時は過ぎ、ノブ子は実家の近所を自転車で爽快に走っていた。
以前とは違い身なりも整えられている。
ふと見つけたニワトリを追いかけ、捕まえてはしゃぐノブ子の表情は、何かを吹っ切ったかのように晴れ晴れとしていた。
「ノン子36歳(家事手伝い)」感想・評価・考察【濡れ場のインパクトが強烈】
ひとりの人生の一場面を切り取った、特に大きな起承転結があるわけでもない邦画独特のこういった映画は、だから何?と言われればそれまで。
ただ大作とは違って自分の人生や日常とリンクする部分が多く、共感できたりちょっとした場面でのドキドキ感や気まずい間など、妙にリアルに実感できたりする面白さもあるんですよね。
本作では長回しのシーンがいくつかあり、その場の空気感がより一層伝わってくるところも面白さの一つです。
その中でも濡れ場のシーンはなかなかのインパクトがありました。
「ラブシーン」ではなく「濡れ場」とあえて表現したくなるのは、その緊張感と生々しさゆえかも知れません。
ノブ子はマサルとの出会いによって傷ついた心が癒やされ、逆にマサルは失恋という傷を負ったわけですが、いつかマサルも素敵な相手と出会い、「そう言えば年上の女性に恋をしたひと夏があったなぁ」なんて懐かしむ日が来るといいですね。
人は誰かに傷付けられても誰かに癒やされ、求め求められ、支え支えられるサイクルを繰り返していくんだろうなぁ、なんて当たり前のことをふと噛みしめました。
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