
映画『さよなら、ぼくのモンスター』のネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法を紹介します。
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『さよなら、ぼくのモンスター』作品情報とキャスト
作品情報
「さよなら、ぼくのモンスター」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:さよなら、ぼくのモンスター
- 制作:2015年
- 原題:Closet Monster
- 監督:ハラルド・ズワルト
- 脚本:ステファン・ダン
- 配給:ポニーキャニオン
- 制作国:カナダ
- 年齢制限:PG12
- 時間:90分
キャスト
「さよなら、ぼくのモンスター」の主要キャストは次の通りです。
- コナー・ジェサップ
- アーロン・エイブラムス
- イザベラ・ロッセリーニ(声のみ出演)
- アリオシャ・シュナイダー
- ジャック・フルト
映画「さよなら、ぼくのモンスター」ネタバレあらすじとラスト結末
1.青年が抱いた恋心の相手は同性だった
オスカーが幼い頃、両親が離婚し母親は家を出た。母親から贈られたハムスターのバフィーが、彼の唯一の友達で、話し相手となった。
そんなある時オスカーは、ゲイの少年が酷い暴行を受ける現場を目撃してしまう。
父親はゲイを嫌悪し、幼いオスカーは父が言うままに自ら髪を短く切るのだった。
18歳になったオスカーは、特殊メイクアップアーティストを目指し、同級生の少女ジェマをモデルに、ニューヨークの専門学校への願書の写真を撮っていた。
ジェマはオスカーに想いを寄せていたが、オスカーには友達以上の感情はなかった。
衝動的で暴力的な父親とはうまくいっていない。
母親の元へは定期的に行っているが、母の新しい家族には馴染めなかった。
ある時、オスカーは、アルバイト先のホームセンターでワイルダーという青年と知り合う。
制服のシャツを忘れた彼にシャツを貸してやった。中性的で奔放なワイルダーに、オスカーは心が惹かれた。
家では相変わらずバフィーと会話する。バフィーは「恋に落ちたね」とオスカーを冷やかすのだった。
2.トラウマと抑えられない気持ち
バイト先で、思わずワイルダーのシャツの匂いを嗅いだオスカーは、トイレで自慰をする。
すると、幼い頃に目撃した暴行事件の記憶が蘇り、自分の腹に鉄の棒が刺さっている幻覚を見て動転してしまう。
ある時、ワイルダーに車で送ってもらったオスカーは、自宅のツリーハウスへ案内し、ニューヨークへ行く夢を語った。
ツリーハウスを出て行くワイルダーを見て、オスカーがゲイではないかという疑いを次第に強めた父親は、オスカーの同級生ジェマに確認する。
彼女はオスカーがゲイだと気付いていたが、何も言わなかった。
一方ニューヨークのメイクアップ学校が不合格となり、オスカーは激しく落胆する。
母の服を着ると気が静まり、ワイルダーに誘われた仮装パーティーへ行こうとするが、父親に見つかってしまう。
オカマの集まりと非難され、オスカーは思わず父親を蹴ってクローゼットに押し込み家を出た。
3.ワイルダーの愛を感じた優しい一夜
パーティーで、オスカーはワイルダーがゲイではないと知ることとなる。
別の男に誘われ関係を持つが、暴行事件の光景が蘇って嘔吐した。腹の中で何かがうごめいていた。
気を失ったオスカーをワイルダーが介抱し、ツリーハウスへ連れ帰る。
恋する気持ちを隠せず自分を恥じるオスカーに、ワイルダーはキスをした。
2人は手をつないで眠り、翌朝、置手紙を残しワイルダーは去った。
ラスト結末.父親との決別と出発
母親の元へ行き思いをぶつけ、励ましを得るオスカー。しかしハムスターのバフィーを残してきたことを思い出し、慌てて家に帰る。
部屋は父親に荒らされ、庭にはオスカーの荷物が放り出され、バフィーも死んでいた。
母親が来て父親と言い争う。
オスカーは腹でうごめく鉄の棒を自ら引き出した。それを父親へ向けて思い切り振り上げるが、父を打つことはしなかった。
その後、ジェマに別れを告げるとオスカーは町を出て、母に勧められたアーティストの居住エリアのある島へ行き、海辺の家に落ち着く。
小さな船にバフィーを乗せて、海に流した。
するとバフィーは動き出して言った。
「言っとくけど最初のハムスターじゃない。両親が4回も替えた。」
「え?なんて?」
「なんでもない、バイバイ」
「さよなら、ぼくのモンスター」感想・評価・考察【キスシーンが魅力的】
カナダの新鋭ステファン・ダン監督の半自伝的作品で、同じカナダのグザビエ・ドラン監督とも比較される叙情的な雰囲気の作品です。
LGBTというよりも、親との関係や大人への成長といった普遍的なテーマを強く感じました。
ファンタジー要素や、幻覚と現実の境界線が曖昧な演出、独特な音楽などは、好き嫌いが分れるかもしれませんが、こだわりが感じられ、丁寧に作られている印象を受けます(僕は好きです)。
オスカーとワイルダーを演じたコナー・ジェサップ、アリオチャ・シュナイダーのイケメンの若手2人が表現力豊かで瑞々しく魅力的です。
特にキスシーンは絵になり過ぎて感動。

僕の友人女性も、あのキスシーンだけでごはんが3杯はいけると大絶賛していました笑
バフィーの声が名女優イザベラ・ロッセリーニというのも驚きました。趣があってとても素敵です。
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