
映画『アメリカン・アニマルズ』のネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法を紹介します。
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『アメリカン・アニマルズ』作品情報とキャスト
作品情報
「アメリカン・アニマルズ」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:アメリカン・アニマルズ
- 制作:2018年製作
- 原題:American Animals
- 監督:バート・レイトン
- 脚本:バート・レイトン
- 配給:ファントム・フィルム
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:G
- 時間:116分
キャスト
「アメリカン・アニマルズ」の主要キャストは次の通りです。
- ウォーレン・リプカ(エヴァン・ピーターズ)
- スペンサー・ラインハード(バリー・コーガン)
- チャールズ・T・アレン2世/チャズ(ブレイク・ジェンナー)
- エリック・ボーサク(ジャレッド・アブラハムソン)
- ヴァン・デア・ホーク(ウド・キア)
- ベティ・ジーン・グーチ(アン・ダウド)
映画「アメリカン・アニマルズ」ネタバレあらすじとラスト結末
1.特別な人生のための計画
本作は2004年、4人の大学生によって起こされた1200万ドルのビンテージ書籍の盗難事件を題材にした実話映画。
ケンタッキーに住む同級生のウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)は、互いに大学に入るもつまらない日常を送っていた。
破天荒なウォーレンと、画家を目指しているスペンサー。彼らはちょっとした盗みをしたりして刺激を得ていた。
スペンサーは、何かが起きれば特別な人生になるのに、と言う。
大学の図書館に1,200万ドルの値が付く鳥の絵の本があることを知ったスペンサーは、ウォーレンにその話をした。
するとウォーレンは、図書館の本を盗む計画を持ちかける。
2人は映画を見て強盗の手口を学び、スペンサーは図書館へ通い綿密な見取り図を描いた。
本は特別室のガラスケースの中にあり、閲覧するには予約が必要で、司書が1人いた。ウォーレンが故買屋※のツテを得て、2人はニューヨークへ会いに行く。
※故買屋(こばいや)。故買人とも言う。盗品とわかっている品も買取する人。
しかし相手は仲介人で、故買屋はオランダにいると言う。話しが大きくなりスペンサーは及び腰だったが、ウォーレンは本気だった。
スペンサーがチケット代の半分を出し、ウォーレンはオランダへ行った。故買屋から証書が必要だと言われるが、数百万ドルが手に入ると分かる。
2.図書館からの盗難を実行
アメリカに戻ったウォーレンは、FBIを目指すエリック(ジャレッド・アブラハムソン)と、金を動かせるチャズ(ブレイク・ジェンナー)を仲間に入れた。4人はコードネームを付け、それぞれの役割を決めた。
司書の始末については誰もが拒否し、ウォーレンがやることとなった。
いよいよ決行の日。4人は老人に変装して図書館へ。
ところがいつもは1人のはずの司書が、今日に限って4人もいる。止む無く計画は中止に。
図書館を出ると、スペンサーは安堵し、ウォーレンは苛立ちを露わにした。
抜けると言い出すスペンサーに、ウォーレンは、変化を望んだのはお前だと責めるのだった。
3.映画のように計画通りにはいかず大失態
新たに計画を立て直し、ウォーレンとエリックが実行、チャズは車で待機、スペンサーは外で見張りをすることになった。
特別室に入ると、ウォーレンが司書にスタンガンを撃ち、縛り上げた。
ウォーレンとエリックは、焦りながらもなんとか大きな本を2人で担って運び出すが、エレベーターのボタンを押し間違え、さらに地下にあるはずの出口はなく、人のいるフロアを通り非常階段へ。
しかし本を落としてしまい、パニックになりそのまま慌てて逃げる。
結局、目当ての本は盗めなかったが、それぞれ鞄に入る大きさの本を盗んでいた。夜になり、本の盗難のニュースが流れる。
ラスト結末.大学生4人の痛すぎる代償
ウォーレンとスペンサーは盗んだ本を持ってニューヨークのバイヤーを訪れる。
バイヤーに連絡先を渡すが、スペンサーは自分の携帯番号を伝えていた。
さらにスペンサーは、バイヤーへ連絡したメールアドレスと同じアドレスで図書館に予約したことに気付き、ウォーレンに連絡する。
皆がざわつく気持ちを抱えていた。そして4人とも逮捕された。
4人は7年の実刑判決を受け刑に服した。現在、エリックは作家、チャズはジムのインストラクター、スペンサーは鳥の絵を描く画家となり、ウォーレンは映画製作を学んでいる。
スペンサーはニューヨークで故買屋を見たことを覚えていなかった。ウォーレンがオランダへ行ったのかも、真偽は分からない。
「アメリカン・アニマルズ」感想・評価・考察【ザ若気の至りの物語】
本人たちのインタビューが作中随所に取り入れられた構成で、本人と役者の共演シーンなども独特で面白い演出でした。
犯罪とはいえ殺人事件などではなく、短絡的な考えや、司書の対処をめぐるひと悶着など、妙にリアリティがあり、共感性羞恥のような感覚がありました。
お膳立てさえあればだれにでも起こり得る「若気の至り」という気がします。
ちょっとした記憶の食い違いも実話ならではという感じで、その描写も凝っています。
エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガンといった若手実力派も間違いのない演技。
イメトレの犯行はオーシャンズ並みに鮮やかで格好良かったので、もう少し見たかった気もします。
実際の犯行のグダグダ具合が痛すぎて、現実ってこんなものという「若さゆえ」が、あまりにもいたたまれない作品でした。
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