
『野蛮なやつら SAVAGES』のネタバレあらすじと、感想・考察・評価を紹介します。
『野蛮なやつら SAVAGES』作品情報とキャスト
作品情報
「野蛮なやつら SAVAGES」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:野蛮なやつら SAVAGES
- 制作:2012年
- 原題:Savages
- 監督:オリバー・ストーン
- 脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ、オリバー・ストーン
- 配信:Netflix
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:R15+
- 時間:129分
キャスト
「野蛮なやつら SAVAGES」の主要キャストは次の通りです。
- チョン(テイラー・キッチュ)
- ベン(アーロン・テイラー=ジョンソン)
- オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)
- ラド(ベニチオ・デル・トロ)
- エレナ・サンチェス(サルマ・ハエック)
「野蛮なやつら SAVAGES」ネタバレあらすじとラスト結末
1.麻薬ビジネスが好調のチョンとベンにあるメールが届く
腕っ節が強く「悪党は殺せ」が信条の元傭兵チョン(テイラー・キッチュ)と、慈善活動にはげみ「人に害を与えるな」が信条の仏教徒ベン(アーロン・ジョンソン)は性格は真逆だが高校以来の親友だ。
チョンがアフガニスタンから持ち帰った高品質の大麻種子と、植物学に精通するベンの知識を持ち寄り、二人は麻薬ビジネスで大成功を収めていた。
そして二人は共通の恋人オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)とともにオープンな恋愛を楽しんでいた。
麻薬取締局の大物デニス・ケイン(ジョン・トラボルタ)も味方につけ怖い者なしのチョンとベンだったが、彼らの成功に目を付けた別の麻薬組織「バハ・カルテル」から、ある日脅しめいたメールが届く。
メールには首が切り落とされた男たちとともにマスクをかぶった不気味な男が映っていて、「彼らと同じ過ちを犯すな」というメッセージが添えられていた。
2.オフィーリアが誘拐される
二人は指定された場所へと出向き、アレックス(デミアン・ビチル)という男からバハ・カルテルとの業務提携の話を持ちかけられる。高品質な麻薬を栽培する二人から技術を学びたいというのだ。
彼らと手を組みたくない二人は商売を譲ると申し出るが、バハ・カルテルは聞き入れてくれない。
二人はいったん話を持ち帰るフリをしてオフィーリアとともに逃亡する計画を立てるが彼らに見破られ、翌朝買い出しに出かけたオフィーリアは誘拐されてしまう。
大事なオフィーリアを人質に取られたチョンとベンは彼らに従うしかなかった。
しかしバハ・カルテルの女ボス、エレナ(サルマ・ハエック)からオフィーリアの解放は1年後だと聞かされ、それは納得できないと交渉した結果、なんとか1,300万ドルで解放してもらえる約束を取り付ける。
お金が足りない二人は麻薬取締官のデニスからバハ・カルテルの情報を無理やり聞き出し、彼らの集積所を仲間とともに襲撃。
目の前の相手を殺すことを躊躇し危うく逆襲されかけたベンだったが、すかさずチョンが相手の脳天を打ち抜き、チョンら一味は300万ドルの強奪に成功する。
一方、メキシコに拠点を置くエレナは娘マグダ(サンドラ・エチュベリア)に会うためアメリカの地を踏む。
集積所が襲撃されたことを知ったエレナは彼女の側近ラド(ベネチオ・デル・トロ)とアレックスに怒り心頭で、奪われた300万ドルを弁償し、情報を売った「犬」を突き止めるよう命令する。
ラドは組織の中でも特に極悪非道な男で、チョンらに送りつけたメールに映っていたマスクの男でもあった。
ベンは自分たちへの疑いの目をそらすためアレックスを裏切り者に仕立て、彼がバハ・カルテルのライバル「エル・アズール」に通じているという偽の情報をラドに吹き込む。
ベンと会う直前にエル・アズールに寝返っていたラドはでっち上げと分かった上でその話を利用し、アレックスをつるし上げにして葬ったのだ。
3.ラドと通じていたデニスはある計画を企てる
死んだと思っていたエレナの娘マグダが生きていると知ったベンとチョンは、マグダを人質に取ろうと企む。
一方、ラドはデニスとも通じており、チョンとベンに組織の情報を渡したデニスにご立腹で、奪われた300万ドルを返せと迫った。
しかし、ラドがエル・アズールに寝返ったことを知ったデニスは、それならばエレナを裏切り、300万ドルをチョンらがエレナに渡す前に二人にマグダを売って、そのお金を山分けしようとラドに持ちかける。
チョンとベンはデニスの思惑通りマグダの情報を買い、彼女の誘拐に成功。
娘を愛するエレナに選択の余地はなく、オフィーリアとの交換に応じるのだった。
ラスト結末.人質交換は思わぬ展開に
そして人質交換の当日、そこには銃を構えた双方の狙撃手がスタンバイしていた。
互いの引き渡しが無事完了した直後、裏切り者がラドだったとチョンから知らされたエレナはラドに銃を向けるもラドに先に撃たれて殺される。
そこから激しい銃撃戦が始まり、ラドも殺されベンは瀕死に、チョンも大怪我を負ってしまう。
オフィーリアは二人のそばで嘆き、3人はそれぞれヤクを打ち込んでその場で倒れ込む。
しかし、それはオフィーリアが悲観した想像の話であり、場面は人質交換のシーンに逆戻りする。
引き渡しの直前にラドが車で一人ズラかるとその直後、部隊を率いたデニスがヘリで到着し、全員を逮捕。
エレナがアメリカにいることをラドから聞いたデニスがエレナを逮捕するチャンスと踏み、連邦法が及ばない場所にあるアジトから彼女が出てくるタイミングを狙っていたのだ。
そしてバハ・カルテルの解体に成功したデニスは一躍時の人となった。
その後エレナは30年の刑に服し、ラドはエル・アズールと新たな麻薬組織を立ち上げた。
ベンとチョンに悪事の証拠を握られているデニスは二人を「秘密情報提供者」と証言し、彼らを解放。
二人はオフィーリアとともに異国の地で、新たな生活を楽しむのだった。
「野蛮なやつら SAVAGES」感想・評価・考察【トラボルタって最後に大逆転のキャラが多くない?】
うーん、誰を応援したらいいんだろう、この映画。主人公二人とオフィーリアのイカれた恋愛事情はそれはそれでいいんですよ、別に。
ただ、3人それぞれにこれといった魅力がないのが観ていてモヤモヤ感が残りました。
善人キャラのベンなんて、人に危害を与えないとか言ってるくせにアレックスを自分たちの身代わりにしてひどい仕打ちに合わせて、最後はまた慈善活動してるとかキャラがブレブレ。
せめてもの救いは3人が美男美女なこと。それといろんな専門分野の仲間が協力してくれるところも、なんかオーシャンズ11っぽくてちょっと好きでした。
個人的にはバハ・カルテル側の人間の方が魅力的ですね。いろいろ背負って生きていたエレナの過去はスピンオフででも見たいぐらい。
もちろんベネチオ・デル・トロの存在感は言うまでもなく、「俺に触れたら怪我するぜ」的な狂気が漂ってて、ちょっとした間がむちゃ怖いです。こちらはキャラ的にはそこまでグッとは来ませんでしたが…。
それにしてもジョン・トラボルタって最後に大逆転的な役多くないですか?フェイスオフとか(笑)
あと物語前半にブレイク・ライヴリーの浴槽でのかなりエロい濡れ場シーンもあるのでそこも見どころの一つ。
ドレスがびしょ濡れになりながらの激しいディープキスはかなりセクシーでしたよ。
その他Netflix(ネットフリックス)やprime video(プライムビデオ)で観られるエロ・ヌードありの映画は次の記事を参照ください。
参照Netflixで人気女優のヌード・エロシーンが見られる映画10選 参照アマゾンプライムでエロ動画を見つける方法