
映画『パーフェクトマン 完全犯罪』のネタバレあらすじ結末と感想・解説・評価、さらに動画フルを無料で視聴する方法を紹介します。
『パーフェクトマン 完全犯罪』を高画質&無料で視聴する方法を知りたい方は、以下をご参照ください。
※「パーフェクトマン 完全犯罪」以外の映画・ドラマ・アニメ・バラエティも無料で楽しめる方法です。
『パーフェクトマン 完全犯罪』作品情報とキャスト
作品情報
「パーフェクトマン 完全犯罪」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:パーフェクトマン 完全犯罪
- 制作:2015年製作
- 原題:Un homme ideal
- 監督:ヤン・ゴズラン
- 脚本:ヤン・ゴズラン、ギョーム・ルマン
- 配給:インターフィルム
- 制作国:フランス
- 年齢制限:無し
- 時間:103分
キャスト
「パーフェクトマン 完全犯罪」の主要キャストは次の通りです。
- ピエール・ニネ
- アナ・ジラルド
- アンドレ・マルコン
- ヴァレリア・カヴァッリ
- ティボー・ヴァンソン
- マルク・バルベ
映画「パーフェクトマン 完全犯罪」ネタバレあらすじとラスト結末
1.デビュー作は盗作
マチュー(ピエール・ニネ)は作家を目指す26歳の青年。アルバイトをしながら出版社へ作品を送るも、なかなか日の目を見ない。
ある時彼は、孤独死した老人の遺品整理の仕事で、古い革表紙の日記帳を見つける。
それは、1956年にアルジェリアで戦った老人の体験を綴ったものだった。
マチューは密かに日記を持ち帰った。
そして、執筆に行き詰った彼は、その日記をパソコンに打ち込む。それを自分の作品として出版社へ送ると、出版社はすぐに興味を示し、マチューは鮮烈なデビューを果たす。
出版パーティーで、以前運送の仕事で行った大学で講師をしていたアリス(アナ・ジラルド)という女性を見かけ、声をかけた。今や売れっ子作家となった彼は、アリスを食事に誘った。
2.盗作作家の成れの果て
3年の月日が流れ、マチューとアリスは順調に交際をしていた。裕福なアリスの両親の別荘に招かれ、マチューは快く迎えられる。
順風満帆に見えたが、彼は処女作以降作品を出しておらず、出版社からの原稿の催促に追われ、さらには借金も膨れ上がっていた。
別荘には、アリスの幼なじみのスタンという男性が現われる。スタンはアリスに想いを寄せているようで、マチューに対し挑発とも思える態度を取る。
マチューは自分の作品を、書評を頼まれた他人の作品だと偽ってアリスに読んでもらうが、酷評されてしまった。
度重なる借金の督促や原稿の催促に、マチューはついに、強盗事件をでっち上げた。強盗にパソコンを壊され原稿を失ったとして、締め切りを延ばすのだった。
3.脅迫と殺人
ある時、マチューの元に1通の封筒が届く。
そこには、あの日盗んだ日記に挟まれていた老人の若い頃の写真が入っていた。
その後開かれたサイン会では、怪しい男が現われる。日記の老人を知り、盗作だと知るその男は、5万ユーロ(約650万円)を要求してきた。
マチューは金の代わりにアリスの父親のコレクションであった銃を渡すことにして盗み出す。
ところがマチューの様子を訝しがるスタンが、マチューの部屋で隠された銃を発見。
そこへマチューが戻り、揉み合いとなる。マチューは思わず銃でスタンを殴り殺してしまった。
蒼白になりバスルームに死体を隠すと、深夜、ボートで海へ出て、ビニールシートでくるんだ死体を流した。
ラスト結末.遺作となった新作
アリスはマチューの様子を不安に思い、妊娠していることを告げる。
彼女はマチューの浮気を疑っていたのだ。マチューは新作が書けず追い詰められている心情を吐露し、アリスの信頼を取り戻す。
その後執筆に取りかかり、作品を仕上げた。
やがてスタンの遺体が発見され、警察は本人以外のDNAが検出されたと言う。追い打ちをかけるように例の男が更なる脅迫をしてきた。
窮地に立たされたマチューは、事故に見せかけて男を殺し、その腕に自分の腕時計をはめ、車ごと燃やした。自分が事故死したと思わせるために。
そしてマチューが死亡したというニュースが流れた。2年後、マチューは以前のアルバイト生活に戻っていた。
仕事の帰り、ふと本屋を見ると、事故の前にアリスに渡した新作が遺作として出版されていた。
タイトルは「偽り」
書店ではアリスが出版の催しを開いている。
彼女の腕には、可愛らしい赤ん坊が抱かれていた。マチューは店の外からその様子を見ると、黙ってその場を立ち去るのだった。
「パーフェクトマン 完全犯罪」感想・評価・考察【行き当たりばったりな完全犯罪】
本作タイトル「パーフェクトマン 完全犯罪」と、映画「イヴ・サンローラン」主演のピエール・ニネのカッコいいパケ写からして、さぞかし華麗な犯罪ものかと思いきや、全てが無計画の行き当たりばったりで、驚きながら鑑賞(笑)。それが狙いなら大当たりです。
知能犯でもサイコでもないグダグダな主人公をきちんと最後まで通していて、「おいおい大丈夫なのか!?」とこっちがハラハラさせられて楽しめました。
追い詰められる様は気の毒なくらいに描かれていますし、ラストシーンも因果応報ですが感慨深い。
努力もなしに身の丈以上のものを望んではいけません、はい。
「太陽がいっぱい」のオマージュということですが、嘘を嘘で塗り固める苦しさなど、彷彿とさせる雰囲気がありました。
ただピエール・ニネの美しさに関してはパーフェクトでした。
『パーフェクトマン 完全犯罪』フル動画を無料で観る方法【動画フル】