
映画「ドラマクイーン フルコーラス」のネタバレあらすじと感想・考察、さらに無料で視聴できる情報をお伝えします。
『ドラマクイーン フルコーラス』を高画質&無料で視聴する方法を知りたい方は、以下をご参照ください。
※「ドラマクイーン フルコーラス」以外にも様々な映画・ドラマ・アニメ・バラエティを観られる方法です。
「ドラマクイーン フルコーラス」の作品情報とキャスト
作品情報
「ドラマクイーン フルコーラス」の作品情報は次の通りです。
- 作品名:ドラマクイーン フルコーラス
- 制作:2020年
- 監督:三笠大地
- 制作国:日本
- 時間:86分
- 年齢制限:無し
- 配給:プライムビデオ
キャスト
「ドラマクイーン フルコーラス」の主要キャストは次の通りです。
- 江藤啓介(久保宏貴)
- 緋村紗津美(風谷南友)
- 哲学者(みやたに)
- 委員長(ばんこく)
- ジャイアン(阿部隼人)
- フェミ(大藤由佳)
- 無関心(斉藤瑞暉)
- リス(江田來花)
「ドラマクイーン フルコーラス」ネタバレあらすじとラスト結末
1.男か女か、悪い方が殺される
6人の男女が、見知らぬワンルームマンションの一室で目を覚ます。互いに面識はない。ロフトからは首吊りのロープがぶら下がっていた。
横柄な男「ジャイアン(阿部隼人)」と、フェミニストの女「フェミ(大藤由佳)」が口論を始めると、それを諫める「哲学者(みやたに)」。
眼鏡の真面目女「委員長(ばんこく)」、冷めた青年の「無関心(斉藤瑞暉)」、内気な女の子「リス(江田來花)」。
全員が記憶を失くし閉じ込められ、暗示がかかっていて部屋から出られないようだ。
暗示ならトリガーがあるはずと、委員長がテレビを点けると全員に事件の映像が伝わる。それはストーカー男により女性が監禁された事件。
6人はこの事件の裁判員だった。
男が有罪なら裁判員の男性全員が死刑になり、女が有罪なら女性が殺される。
12時間以内に、満場一致で決を下さなければ皆殺し。
2.怪しい雲行き
若手映画監督の江藤(久保宏貴)はプロデューサーに新作を認められ、メジャーデビューのチャンスを得る。
主演女優の紗津美(風谷南友)と顔合わせをすると、媚を売る紗津美に、奥手な江藤はたじろいだ。
6人は部屋中に仕掛けられたトリガーから、裁判はこの監督と女優の事件だと知る。
さらに6人がいるこの部屋が江藤の部屋だと分かる。
紗津美がプロデューサーに色仕掛けしホテルへ入る様子、江藤の元へもセクシーな服で押しかけていたことが判明し、枕営業ではないかという疑念が湧く。
相変わらず言い争うジャイアンとフェミ。
男性を嫌悪するフェミは女優を擁護し、ナイフを取り出すとジャイアンに向けるが、リスを刺してしまう。
3.事件の顛末
紗津美は演技が下手なうえに、撮影には遅刻、わがまま放題でスタッフたちの評判は良くなかった。
助監督は女優を替えるべきだと進言する。紗津美は問題を起こしてアイドルを辞めさせられ、水商売や援助交際をしていたと言う。
江藤は、紗津美のために映画作りに対して妥協している自分と葛藤していた。ある時、紗津美が部屋へ押しかけ、誘惑してくる。
江藤もその気になりかけるが、仕事に対して不真面目な態度の紗津美にキレてしまう。
その後、紗津美が無理やり部屋へ連れ込まれたと言って役を降板したとプロデューサーから聞かされる。
映画制作は中止され、多額の借金を負うことになる江藤。
江藤は女性弁護士に相談し、紗津美に何もしていないと訴えるが、悲劇のヒロインを演じるような女性を『ドラマクイーン』と言うのだと弁護士は語った。
ラスト結末.下された判決
その後、江藤は紗津美を監禁した。
6人の議論は続く。
「フェミは公平じゃない」とジャイアンが言うと、「お前は公平なのか?」と哲学者。
バスタブに寝かせたはずのリスがいなくなっている。
無関心、ジャイアン、フェミと次々と消え、哲学者と委員長だけが残った。
委員長は女性弁護士と重なり、公平な説諭を説き、「残念だわ」と言って消えた。
哲学者と江藤は、ともにロープに向かい首を吊った。
警察で聴取を受ける紗津美は、江藤が映画制作にとん挫した後、精神に異常をきたし、幻覚症状が現れ、多重人格障害の恐れもあったと聞かされる。
6人の裁判員は全て江藤がつくりだした人格だったのだ…。
助監督が、江藤が紗津美のために書いた台本を渡し、映画を完成させようと言うが、紗津美は拒否して部屋を飛び出した。
そしてゴミ箱に台本を捨てて歩き去った。
「ドラマクイーン フルコーラス」感想・考察・評価【ラストシーンは好き!】
「男と女どちらが悪いか」という答えのない議論をさせされる設定が面白いです。
場面の展開もテンポよく、6人のキャラクターも個性的で、飽きることなく見られました。
キャラがはっきりしている点はトリック(江藤が多重人格者)を知ると、なるほど!という感じで驚かされます。
終始重い雰囲気ですが、ジャイアンが委員長に命名されるシーンや、フェミに「いちいち口に出すな」と言われるシーンなどクスっと笑えました。
惜しむらくは、演者さんの演技がしばしば違和感があったこと。単純に言葉が聞き取りにくいところもあり、今なんて言ったの?と思ってしまい、作品にのめり込むができなかったです。ストーリーは悪くないのはそこは残念に感じます。
紗津美の最後の行動には「え!?」と思わされましたが、「ドラマクイーン(大袈裟に同情を誘うような振る舞いをする女性)」の彼女らしい納得のラストでした。
「ドラマクイーン フルコーラス」を無料で観る方法
「ドラマクイーン フルコーラス」は『prime video(プライムビデオ)』配信中です。

