
吉田羊さんの主演ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」の見逃し配信の情報、感想・口コミをお伝えします。
金曜深夜0時12分からテレビ東京系で放送のドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」はParavi(パラビ)で全話配信中。現在のところ再放送の予定はありません。
なおParaviなら吉田羊さん出演ドラマ「嫌な女」「恋する母たち(主演:木村佳乃)」、出演映画「六月燈の三姉妹(主演:吹石一恵)」も視聴可能です。
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「生きるとか死ぬとか父親とか」の作品情報
ラジオでパーソナリティーの蒲原トキコ(吉田羊)は、いつもラジオでリスナーの悩み相談にのっている。
しかしトキコ自身にも大きな悩みがあった。それは父親の哲也(國村準)のこと。
彼女は哲也の自由奔放さには、心底うんざりしていた…。
タイトル | 生きるとか死ぬとか父親とか |
---|---|
放送局 | テレビ東京系 |
放送日 | 4月9日(金)- |
放送時間 | 深夜0:12- |
ジャンル | 家族モノ |
出演者 | 吉田羊、國村準、松岡茉優、田中みな実、富田靖子、DJ松永、ヒロコヒー、岩井勇気、平子祐希 |
監督 | 山戸結希 菊地健雄 |
脚本 | 井土紀州 |
原作 | ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか(新潮文庫刊)』 |
主題歌 | 高橋優「ever since」 ヒグチアイ「縁」 |
見逃し配信 | Paravi(パラビ) |
公式サイト | 生きるとか死ぬとか父親とか公式サイト |
公式Twitter | @tx_ikirutoka |

主人公のモデルは原作者であるジェーン・スーさん自身。
彼女が自身の家族との思い出をつづったリアルストーリーを、吉田羊さんと國村準さんの実力者俳優がどんな風に表現するのか楽しみ!
※本記事は2021年4月時点での情報・データを元に執筆をしています。内容の正確性にはできる限り注意を払っていますが、配信作品・料金などの最新情報は各VODサービスの公式サイトにて確認をお願いします。
「生きるとか死ぬとか父親とか」キャスト・役名
蒲原トキコ(吉田羊)
ラジオパーソナリティー兼コラムニスト。
自身のレギュラーラジオ番組では、彼女がリスナーの悩みを聴く悩み相談コーナーが大人気。
しかし彼女自身はたった一人の肉親である父親・哲也(國村準)のことで悩んでいた。
蒲原哲也(國村隼)
蒲原トキコ(吉田羊)。愛嬌はあるが破天荒で自由奔放な性格。
自己中心的で身勝手な振る舞いも多く、娘のトキコとは絶縁寸前までこじれたことも。
その他のキャスト
- アナウンサー東七海(田中みな実)…トキコのラジオ番組の進行役
- 青柳タツヤ(岩崎う大・かもめんたる)…トキコが昔付き合っていた男性
- 今西(吉DJ 松永・Creepy Nuts)…雑誌編集者
- 遠山(ヒコロヒー)…トキコのラジオ番組の音響担当

「生きるとか死ぬとか父親とか」を見逃し配信中のVODサービス
VOD | 配信状況 | 視聴する |
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![]() Paravi(パラビ) |
見放題 |
公式HP
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【生きるとか死ぬとか父親とか】あらすじ(ネタバレあり)と感想・口コミまとめ
第一話のあらすじ
蒲原トキコ(吉田羊)はラジオ番組「トッキーとヒトトキ」のパーソナリティー。
番組の人気企画「お悩み相談コーナー・晴れ時々お悩み」には、トキコに悩みを聴いて欲しいリスナーから毎週たくさんの相談が届く。
しかしトキコ自身も父親・哲也(國村準)のこと頭を悩ませていた。
ある日、コラムニストでもあるトキコは父親のことをエッセイに書くと決心する。そしてエッセイを書くためにトキコは父親とじっくり向き合い始めた…。
24歳のときに母親を亡くしたコラムニスト・ラジオパーソナリティの蒲原トキコと、父親とのお話です。
原作では、父親がどんな人物であるか・父親との関係性などが主体となっていますが、ドラマではそれに加えて、蒲原トキコがラジオでリスナーからの人生相談について答えている仕事シーンも描写されており、恋愛観や人生観を、父親と亡き母親との過去を振り返るような形で重ねています。
主人公は、原作の著者ジェーン・スーさんに当たりますが、蒲原トキコ演じる吉田羊さんの演技を観ると「スーさん確かにそういう言い方しそうだな」と思うところがいくつもあり、再現性が高くみえました。
また、ラジオでの人生相談は実際にスーさんのラジオに寄せられた相談内容・回答だと思うのですが、蒲原トキコの回答はメモりたくなるほど頷いたり突き刺さるものがありました。これからも楽しみです。
小池真理子の「沈黙の人」という父と娘を題材にした小説を思い出すような、ドラマです。父親は娘にとっては、当然、父である以外に異性であり、それが尊敬や憧れや、時には反感、批判の対象にもなります。
久しぶりに喫茶店で会ったら、りなが店を開業し、ふみは母親になっていました。りなは母親から見合いの話を断ります。武田が結婚退職梅川を職場で見送るなど、働く女性が往々にして出会う、人生のドラマです。ラジオで、トキコは七海が世田谷区の女性、OL、27才の投稿を読み上げます。
トキコは、独身で一度手にした自由を手放すのは、出来ないことでもありますが、一方、孤独もありますが、寂しいより楽しいが上回るのが自分だと言います。でも結婚しても安定する場合もあり、夫婦が、お互いに寄り添えるかどうかだと言います。自らの体験に裏打ちされた言葉に含蓄があります。
トキコがタクシーに御札を持って寺に向かい父に会います。トキコの父は財産使い果たしたそうで、若い頃は、とんがったのが、古希を迎えて丸くなったとようです。さぞや自由奔放だったのでしょう。
父の哲也が、となりの墓にまで水をかけると、宝くじに当たったと御利益だと言うのが、ユニークです。
来て、すぐに帰るのは母さんが寂しがるので、次回は、おにぎり食べようと言うので、愛妻家だったのだようです。
トキコは母が亡くなってから2回、父と同居をしたものの、喧嘩して今は別れて生活していると言います。さもありそうで、母親という緩衝材がいなくなって父娘の個性が激突したのでしょう。
喫茶店で、哲也は母親の思い出を語り、母が強気な性格なようで、父が買いたい車があったのですが、離婚すると言われたものの、こっそり、買ったのがバレて、かんかんに怒られたと言います。時の流れが、怒りや悲しみをカモフラージュしてくれ懐かしさになります。
哲也が好きなロイヤルミルクテイーをファミレスのドリンクバーでつくるのが、難しいですが、トキコがブレンドして作るのが、父を甘やかしているようだと言う通り、女に何かさせたくなるのが哲也の特技のようです。女の母性本能を、とりこにさせる特技が哲也にはありそうです。
哲也が郊外に引っ越しすると言いますが年金より家賃が高い家を申し込んでしまい、トキコが援助することになります。物分かりのよい娘で、甘やかしの極地です。
しかも、1年分の家賃前払いをトキコが払うというと、哲也が、お前いい子だね、おとうさん幸せ者だと言う殺し文句は、老いたホストが女を口説く殺し文句のようで、笑えます。
すると、トキコは哲也を題材に原稿書いて原稿料に充てると言います。甘いミルクを父がすすり、気が付いたら、苦みを引き受けることになりそうなトキコの不安もわかります。ホストに絞り取られる女の性にも通じていそうです。
トキコは父に負い目があるのか、あるいは愛情なのか、哀れみなのか分からないです。 トキコは哲也の引っ越しを手伝わず、新居に行くと、哲也一人で整理したとは思えず、女性の影を疑ったかも知れません。
母は赤い花が嫌いだったのに、哲也は赤い花を供えていたのは妻の好みを忘れてしまったのか、新しい彼女の趣味か分からないです。
トキコは結婚とは何かと哲也に問うと、哲也は母が何と言ったとトキコに問います。トキコは、その人が好きだったのを忘れないことだと言います。
しかしトキコの物心ついたころには男女の愛情が感じられなかったとトキコは思い、どう年月を夫婦が乗り越えたのか、それまでの諦めや後悔がどこに押し流されていくのかトキコが疑問に思います。
夫婦はお互いに、流れに押されて妥協するのか、お互いに高見を目指して昇華していくのか、お互いの心構え次第かも知れないです。夫婦の形は、それぞれ皆違うから定型的に語るのは間違いだと思います。
夜、トキコが悩みコーナーで23才の女性の相談に応じます。45才の既婚者と交際し不倫だが、別れられず、男は自分を優先してくれると言います。しかし男は、子供のことを考えると別れられないと言います。
すると妻が病に倒れ介護をしなければいけないのを嫉妬したが、男を支えようと、彼女として生きようと思う自分をどう思うかと女性が言います。
トキコは、好きという気持ちを優先すると読み違えることがある、彼氏は家族を優先しており、いい結果にならない、優先するなら家族と別れる筈だ、それが出来ないのは女性が不利だとトキコが言います。目を覚ましてと、机を叩いたトキコは熱くなった自分に、失礼しましたと謝ったのは、びっくりです。
若いころのトキコが父を許せていないと言ったのは、哲也が浮気をして、それが娘とは許せない感情に、いまだに捕らわれているのかも知れないです。へその緒がなくても、甘いミルクテイーのようにトキコと哲也は、お互いに乳離れ出来ていないのかも知れないです。
ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」第一話を観て、「的確にアドバイスするトキコ」と「映し出されるトキコの過去」が特に魅力的だと思いました。
まず、的確にアドバイスするトキコについてです。第一話では、ひょんなことから自身の父親に関するエッセイを執筆することを決めた、ラジオパーソナリティのトキコの様子が描かれます。
トキコは、自身が持っているラジオ番組に届く、恋愛や仕事に関する悩みに短時間で真摯に応じていきます。トキコの自身の体験を交えた親近感もあるアドバイスに感心しながら観ていました。
次に、映し出されるトキコの過去についてです。トキコは、父親を中心としてエッセイを書き始める中で、過去の家族について思いを馳せていきます。トキコが思い出す懐かしい記憶に癒されながら観ていました。
女性は結婚したほうが幸せなのか、しないほうが幸せなのか、これはある意味永遠のテーマです。本作の主人公は結婚せず、ラジオのパーソナリティーをしたりエッセイを書いたりして生計をたてている女性です。
自身のラジオ番組のお悩みコーナーでも、独身女性目線から意見します。そんな彼女の言葉に安心と勇気をもらっている独身女性リスナーが何人もいます。
確かに彼女の発する言葉一つ一つに説得力があり、一瞬本当にラジオのお悩み相談を聞いているかのように錯覚するほどです。
若いときは分からないたくさんの重要なことを彼女はちゃんと知っていて、的確なアドバイスをおくるのが観ているこちらにも勉強になります。
そんな彼女には、近くに父親がいてときど亡くなった母親のお墓参りに行ったりと良い関係を築いています。いろいろな経験を経た独身女性として、一見特別な悩みなどない生活を送っているかのように見えますが、両親のこでなにか思うこともあるようです。
大人女性が観れば共感できるし、若い女性が観れば人生の勉強になるドラマだと思います。
【まとめ】「生きるとか死ぬとか父親とか」見逃し配信を無料で観るなら
吉田羊さん主演ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」はParavi(パラビ)で全話配信中。
なおParaviなら吉田羊さん出演ドラマ「嫌な女」「恋する母たち(主演:木村佳乃)」、出演映画「六月燈の三姉妹(主演:吹石一恵)」も視聴可能です。
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